今日もChloeは元気です。
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さて、雑貨屋さんの仕事が楽しくて仕方なかった時代、シフトのお仕事だったことも良い方向に働き、結構教団や教会の中での青年活動に積極的に取り組んでいました。
特に教会を超えた教団教区の働きでは集会を企画したり、奏楽したりする側の奉仕が増えていましたね~。
そんな時に出会ったのが、まだ牧師になる前の今の夫です。
夫は当時の教会で牧師になるための学びを重ね、訓練を重ねている最中でした。
また、教区の青年活動のリーダーを任されていました(任せたのは私の父…)。
そして私は運営チームの一人だったわけです。
この活動のためのやり取りが増え、打ち合わせで顔を合わせることも増え、気が付けば付き合うことになっていました(笑)
この時私28歳。
婚約期間などを考えれば、あのよくある「30歳までに結婚したいの!」というわけのわからない願望ギリギリの年齢でした(笑)
ここで問題が一つ。
実は私、若いころから周囲にずっと言い続けてきたことがありました。
それは「絶対牧師とは結婚しない!」という事です。
はい、矛盾したよね~~!!
牧師を軽視するわけでもないし、牧師の妻を憐れんでいるわけでもありません。
むしろ尊敬するし、神様が選んでその立場にいる方々の祝福は計り知れません。
しかしながら、牧師の家庭に育ち、日常的に両親の苦労を見ているわけです。
牧師として真面目に働いても、副業や教会の付帯事業などがない限りは、経済的な苦労も否めません。
もちろん教会の中で傷ついたことも、少なからずあります。
そういうことを考えると、やはり自分には牧師の妻として生きることは無理だ、と思っていたのです。
というか、とにかく避けたいポジションだったかなぁ…。
自分の子どもが、自分と同じ辛い思いをすることになるかもしれない、という不安もありました。
結婚相手としては、夫はその信条に反するわけです(笑)
あ、もう一個あった、問題。
私の夢の雑貨屋さんはどうなるの~?
牧師の妻が雑貨屋さんするなんて、およそ不可能な事。
転任だってある教団に属しているし。
それでも、天真爛漫な夫といると楽で、信仰的なフィーリングも似ていたことから、結婚を前提に付き合うことになりました。
つづく
今日もChloeは元気です。
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さて、続きを書きますかね☆
そうそう留学から戻ってきたのが21歳の時。
少しでも早く社会に出たかったけど、就職なども考えて日本での学歴を手に入れるため短期大学に2年間通いました。
帰国後からはスーパーのレジや個別指導塾の先生などアルバイトを楽しんでいました。
スーパーのレジの時のバイト仲間とは、今でも連絡を取ってます。
その後、卒業とともに就職したのがIT企業。
そこで大手企業の輸出入関係の基盤系ヘルプデスクとして働きました。
英語も使えたし仕事としてはやりがいもあったけど、人間関係のトラブルで抑うつ状態になってしまいました…。
同期の仲良しさんもたくさんいたのに、こんなことで心の風邪をひき、一人暮らしも引き払って実家に戻った時の情けなさと言ったら…。
けど、家族は無条件に私を支え、愛してくれたし、たくさん良い友にも恵まれて乗り越えることができました。
神様が私の人生をずっと支えてくれていたことに気づいたのも、神様の愛の深さに降れたのもこの時です。
その後は、いくつか模索しながら、最終的に「やっぱりやりたいことを仕事にしよう!」と決心し、正社員ではなかったけどエスニックの雑貨&洋服屋さんで働くことに。
オープニングスタッフで入り、同い年のモヒカン店長やかわいい少し年下の女の子たちと楽しくお仕事しました。
私の夢は、自分の雑貨屋さんを開くこと。
ここで経験を積ませてもらって、将来は自分のお店にエスニック小物やハンドメイド作家さんの作品を並べたいな~、と思っていたのです。
店長はとても理解があって、クリスチャンなので日曜日の午前中はできれば休みたい、という要望もきいてくれました。
販売の仕事なので日曜日が休みになるとは限らないのだけど、仕方なくシフトを入れなきゃいけない時も、絶対に午後からにしてくれました。
ほんと、今でも感謝~!
副店長まで任せてもらって、ゆくゆくは…と思っていた矢先、私は人生の転機を迎えます。
つづく。