病院でいもこ汁

いもこ汁
というのは山形名物の芋煮の事です。
川原で芋煮会、ってシーズンですが
オールシーズン
気が向いたらいつでも家庭で作っちゃう
普通の家庭料理なんですけどね。
でも　旬の時期の里芋、
おいしいんですよね

さて　今年もお祭りが始まりました。
当番地区じゃないので
初日(昨日)は静かなものでした。
今日からはこの地区にも囃子屋台が入り
少しにぎやかになるでしょう。
ただ
何にしても囃子屋台が優先なので
車で移動中には出くわしたくないところです。
止められて待たされたり
迂回させられたりで厄介なのですよ･･･

さて　お祭りと言えば“いもこ汁”。
絶対とかじゃないけど
季節的にもお客さんに振舞うにも
ちょうどいいんです。
スーパーにも芋煮コーナーあるしね。
お祭りの時の芋煮率、高いはず!!

私が来てからはもちろん
夫の記憶にある分には
このおうちもずーっとそうだったみたい。
ということで、
今日 入院中の義母上に持って行きました。

やっぱりお祭りの様子が気になる様で
ご近所さんの事、
囃子屋台に乗っている
知り合いのおうちの子供さんの事、
思い出話、
いろいろ話をしているうちに
「いもこ汁　食だいっちゃ～」と義母上。
夫と顔を見合わせて　
「じゃぁ　今食べる?」
ちらっ(芋煮の入ったどんぶりを見せる)
電子レンジで温めて戻ってきたら
箸を持って待っていました。
持ってきたかいあったなぁ
なんて　この時点でも思っていたけど
「うまいな　うまい」
と言いながら涙ぐんできて
食べ終わると　涙拭きながら
「よく持ってきてけだなぁ」なんて。
びっくりしてくれるかもって期待はしていたけど
こんなに喜んでくれるなんて
思っていなかったので
私たちの方がびっくりでした。

ちなみに退院予定は1週間後。
入院期間は1ヶ月弱です