ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

雪の中の黒

2022年12月23日 | 日々のこと
今朝 6時頃に
久しぶりに友達からLINEがきました。
一瞬 久しぶりの友達からのLINE
という事に嬉しくなるも
もしかして まさか 良くない事!?
とイヤな予感に変わっていきました。
早朝や深夜の久しぶりの連絡って
なんか急用かな なんてね。
その胸騒ぎとともにアプリを開いて•••
ああ なんと•••
 
新聞のお悔やみ欄の一部の写真と共に
共通の友達の次男くんだよねと。
 
夕方のお葬式の一般焼香に行ってきました。
お昼過ぎから大雪になってきて
迎えに来てくれる事になっている友達が
余裕持って決めた時間よりさらに20分前に
「ごめーん 早く来過ぎたー」と到着。
着替えだけがまだだったので
着替えの間待ってもらい すぐ出発しました。
運よくスムーズに
とても早く着いてしまいました。
連絡をくれた友達ともう一人と
4人で一緒に行く事にしていたので
そのまま駐車場で待っていたのですが
みんな考える事は同じだったようで
ふたりとも別々だけど早い集合でした
さらにそのまま車で待機でした。
 
この度の次男くんは高校生でした。
車の中で待機している間に
高校生がたくさん集まってきました。
小中高 それぞれの友達や部活仲間、
クラスメイトなどなのでしょうね。
雪降る中
たくさんたくさん 集まってきました。
 
悪天候のせいもあるのでしょうか
本来到着しているはずの
ご遺族や遺骨が会場になかなか着きません。
アナウンスに従い先に焼香を済ませ
でもやはり 友達に一目でも会いたいので
4人とも待つ事にしました。
しばらくして会場に入ってきた友達が
泣いているのを目の当たりにして
掛ける言葉が見当たりませんでした。
ご遺族の前を通り
あいさつをして会場を出るのですが
友達は近くまで来た私たちに気づき
すすり泣きから嗚咽に変わりました。
5人で手を握り合って
「来てくれたの?」
声を詰まらせながら言う友達に
私たちは名前を呼ぶ事しかできませんでした。
こちらも辛いですが
母である友達はもっともっと辛いでしょう。
計り知れません。
 
冬休みの高校生の自宅での突然死。
こんな事 実際に起きるのですね・・・
どこか遠くの世界の事かと思っていました。
 
 


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