「あれ もしかして あのほら あれ見てるの?」
同じ地区のおばさまが
うちの前を通り過ぎがてら私たちに声を掛け、
自転車を降りました。
「そうそう 日食、見えますよ」
「へー 見えんの?」
「ほら これ、こうやって見てみて」
「あっ はっきり見える!! すごいにゃぁ!!」
(語尾のにゃぁは方言です、悪しからず。「ねー」みたいな)
使っていたソーラーグラスをかざし、して見せました。
思いのほか とても喜んでくれて
なんだか私も嬉しくなりました。
見てみたいけど
どうやって見たらいいのかがわからず
諦めなきゃいけないかなぁと思っていたところ
あやしげな動きをしている夫と私に出会した
ということだったようです。
部分日食とは、
月がお日さまの前を横切る時に
月によって太陽の一部が隠され欠けて見える現象。
おばさまと別れてからも
10分おき位に
雲に隠れるまで何度か観測しましたが
お日さまは
欠け部分が下の方から左上の方にと移り
形が変化していきました。
ほんとは欠けが小さくなっていくのも見たかったのですが
欠けの移動が見れたのは嬉しかったです。
11年くらい前にも
日食で大騒ぎがありましたよね。
その時購入したソーラーグラス、
再び出番です。
あの時は職場が学校だったので
小学2年生のクラスのみんなと、
観測の仕方を指導しつつ一緒に見て
感動を共有しました。
教室に戻っても
みんな しばらく興奮冷めやらず状態でした
一生モノの素敵な思い出です。
タイミングやお天気など
観測できる条件が揃うのもまた
ちょっとした奇跡かなと思っています。
次回も見る事ができたらいいな。
2030年6月1日だそうです。
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