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聴刻堂日乗

映画「陰日向に咲く」

映画「陰日向に咲く」を観た。

2008年の日本映画。
監督は平川雄一朗。
脚本は金子ありさ。
出演は岡田准一、宮崎あおいほか。

原作は劇団ひとりが書いた小説だ。
100万部突破のベストセラーだが、
そちらは読んでいない。

映画は正直言って今ひとつだった。
何か良かった点を考えてみたが。
あまり思いつかない。

宮崎あおいが頑張ってた。
母娘二役で、それぞれ演じ分けて。
それぐらいかな。

女優が素敵に観れたらそれだけで
OKという話もあるが。

オムニバスなのだが、1つ1つの
話がまるでありそうにないし。
それぞれのつながりもあり得ない。

これはファンタジーなのか?
それにしては全然嬉しくもない。
単なる奇跡の大安売りか。

黄色い傘が飛んでいく演出は
同じ東京での出来事なんだなと
判るんだけど、だから?って。

これで2時間超の長さ。
勘弁してくれ。

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