映画「クラウディア・キシ倶楽部」
を観た。
2020年アメリカ製作。
17分の短編ドキュメンタリー。
監督はスー・ディン。
殆ど予備知識なしで観た。
観てるうちに段々判ってくる。
それはそれで面白い。
どうやら80年代のアメリカで
「ベビーシッター倶楽部」という
連載小説があったらしい。
その中に"クラウディア・キシ"と
いう日系の少女がいて、自由奔放
で存在感が大きかったようだ。
当時アジア系の米国人は少なく、
TVや小説などでも目立った存在
として描かれることがなかった。
だから当時のアジア系の少女たち
はクラウディアに憧れるとともに、
大いに希望を持てたらしい。
そうして成長した彼女らが、今や
クリエイターとして活躍している。
そしてクラウディアへの想いを
共通項にして交流してるそうだ。
それが"クラウディア・キシ倶楽部"
ということなのだ。なるほど。
日本にいる日常では、アジア系と
いう括りに親近感を特に感じない
かもしれないが、欧米などの白人
社会に身を置くと痛切に感じるの
だろうなぁ。