「シターラ 夢を抱け、少女たち」
という映画を観た。
15分の短編無声アニメ。
2019年パキスタン・アメリカ合作。
監督はパキスタン出身のカナダ人、
シャルミーン・オベイド=チノイ.。
製作は「モンスターズ・インク」等
のダーラ・K・アンダーソン。
セリフ無し、時間は15分。
それでも伝えたいことは伝わる。
舞台は1970年代のパキスタン。
飛行機のパイロットを夢見る姉妹。
しかし14歳の姉は結婚させられる。
最後にテロップが表示される。
「毎年 世界中で1200万人の少女
の夢が児童婚により断たれます」
伝統や文化について軽々には善悪
を決められない。とは言え、何も
変えられないわけでもない。時間
はかかるけれど、少しでも多くの
声を上げ続けることが必要だ。
この映画もその一助となるだろう。
パキスタンの人はもちろんのこと。
更に多くの人が観るといい映画だ。