映画「ポップスが最高に輝いた夜」
を観た。
NETFLIXの配信。
2024年1月29日から。
1985年の"We Are The World"。
その製作収録の模様を中心とした
ドキュメンタリー。
当時、学生下宿で友達とMTVを
見ながら飲んでいた自分にとって
は同時代のイベントだった。
映画は懐かしさも勿論あったが、
それ以上に発見と感動があった。
言い出したハリー・ベラフォンテ。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソン
とライオネル・リッチー。
プロデューサーは
クインシー・ジョーンズ。
彼らは、アフリカ系アメリカ人だ。
動機はこんなセリフで表される。
「黒人を救う白人はいるが、黒人
を救う黒人がいないのは問題だ」
45人ものビッグアーチストの収録。
個性もさまざま。みなプライドも
高そうだ。イラつく者、抑える者、
笑いを誘う者…人間模様が伺える。
22時からほとんどぶっつけ本番。
収録がなかなか進まない。
時間との戦い。
それでもやりきった。
終ったのは翌朝8時。
あのイベントがどれほど大変な事
だったか。彼らの連帯と本気度。
それらが感じられた映画だった。