知らない所へ旅行するとき。
その地方史を知っておくと良い。
手軽な文庫本を図書館で見つけた。
新人物文庫の謎解き散歩シリーズ。
「大分県謎解き散歩」を借りた。
4月に別府、湯布院へ行く予定だ。
温泉以外の予備知識は殆ど無い。
本のおかげで色々わかった。
何かイメージしにくいよね、大分。
そう思っていたが無理からぬこと。
江戸時代には八つの小藩が分立。
一つのイメージを持ちにくい訳だ。
戦国時代に大友宗麟が大国にした。
キリシタン大名としても有名だ。
長男の義統が朝鮮出兵でしくじる。
秀吉の逆鱗に触れて追放される。
以後、小藩が分立する状況が続く。
別府が栄えたのは明治以後。
海岸線が直線で河口も狭い。
港に不適な地形に防波堤を築いた。
以後、大勢の人が船でやって来る。
大分出身の有名人。
筆頭は福沢諭吉で中津藩出身。
音楽では滝廉太郎。
かぐや姫の南こうせつと伊勢正三。
新しい人ではAKBの指原莉乃。
うーん、脈絡ないな。
文学では野上弥生子。
出身は違うが佐伯泰英の時代小説。
大分の小藩が舞台が多いらしい。
行く前に読んでみようかな。