前日の7/29(土)に7月度の捕獲実績報告を銃砲店に済ませた、翌日。
罠を架けている山に入ると、鹿の足跡がくっきり。
かなり新しく、昨日か今朝に歩いたように新鮮な感じでした。
1つ目の罠は反応なし。
で少し上がったところにある罠に向かおうとした時、『カサっ』と音が。
上がって見てみると、遠くから何か視線を感じます。
鹿が掛かっていました。
角が無いので雌かな?とよく見ると小さい角が見えました。
雄鹿で、まだ角がはえ代わりで先端が丸い角をした鹿でした。
角に毛が生えていて俗に言う袋角というものですね。
10時を過ぎていたので気温も上がってきており、急ぎ止め差しを行い山から鹿を下ろしました。
この時はすでに汗だくです。
雄鹿という事もあり重くクルマの荷台に乗せるのも一苦労。
何とか乗せて急いで帰宅。
いつものように庭先で内臓出しと皮剥ぎ開始。
これから始めるの写真↓
綺麗な夏鹿の模様の毛皮だったので鞣して敷物にしようかなと思ったけど暑くてムリ。
炎天下で朦朧としながら皮を剥ぎ作業開始。
始め内臓を出すのがセオリーだけど、内臓出すと面倒なので皮を剥いでお肉だけ取ることに。
毛皮を剥いだ後脚の付け根の股間節にナイフを入れ、グルっとお肉をそぎ取り家の中へ(玄関ですが)
もう1本の後ろ脚も同じように切り取ります。
次に前脚。
罠が掛かっていた足はうっ血で血が回っているので廃棄。
もう1本の前脚は健康骨の周りにナイフを入れてサクッと取り、こちらも玄関へ。
次は大事な背ロースを取ります。
うつ伏せにして背骨に沿ってナイフを入れて指で筋膜を捲って背ロースを引きはがしながらナイフでそぎ取ります。
この作業が一番好きです。
もう1本の背ロースを取り、あと内ロースを取ります。
内ロースは普通はお腹を開いて取る部位だけど、お腹は開いていないので背中からアプローチ。
腰から手を入れて内ロースを取りました。
ここまでで1時間。
もう無理という事で残った部位は埋めるために頭を落として少しコンパクトにしておきます。
やっぱ空調がしっかりした解体場が欲しいですね。
庭に小屋を建てて解体場を作りたい(スペース的に厳しいけど)
鹿はまだいいけどイノシシだった場合、1時間じゃ皮剥き/解体は無理です。
そんなこんなで鹿が獲れると冷蔵庫は一杯に^^
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