こんにちは、さっちです。
前回からのSIMカードのお話の続きです。
日本の携帯電話（スマートフォンも含む）にはSIMロックというものがかかっているのですよ。
というお話をさせて頂きました。
＊＊復習＊＊
例えば、ドコモのSIMカードはドコモの携帯電話しか使えないようにロックがかかっています。
これをSIMロックといいます。
SIMカードには個人情報などがデーターとして記憶されていて、それを携帯端末に挿入する事で初めて
携帯電話で電話したり、インターネットが使えるようになるというものです。
なので、キャリア（携帯電話会社もこと）が提供する端末の多くは、このSIMロックがかかった状態で販売されているため、
購入したキャリアのSIMでしか利用できない。例を上げると、NTTドコモで購入したiPhoneにソフトバンクモバイルのSIMを挿入しても、
ドコモのSIMロックがかかっているため通信はできない。
ということです。
ドコモの携帯電話であっても、ソフトバンクモバイルのSIMカードを使えるようにするのが「SIMロック解除」です。
SIMロック解除に関しては、総務省が旗振り役となり、2011年4月よりNTTドコモより本格的に導入されることとなりました。
2011年4月以降に発売される携帯電話から、SIMロックを解除できるようになりました。
（au、softbankでも一部の端末はSIMロック解除可能です）
SIMロック解除初の端末docomoのらくらくフォン
＊＊SIMロックフリーがもし義務化した時のメリット・デメリット＊＊
メリット
＊端末を変えることなくキャリアを容易に変更できる
・例えばドコモで購入したiPhoneが、SIMフリー化すればauやソフトバンクモバイル、あるいは
他のMVNOのSIMでも利用できるようになるため、端末を新たに購入するコストが不要で、
自在に好みのネットワークが利用できるようになる。その結果として、競争が加速して通信費が安くなる可能性も考えられる。
＊海外での通信費を安く抑えられる。
・海外旅行や出張などの際は、国際ローミングよりも現地のSIMを調達した方が通信費が安く済むケースが多い。
デメリット
＊端末の割引がなくなる、もしくは減少することで、端末価格が大幅に上昇する可能性がある。
・現在日本では、SIMロックや2年以上の長期契約などでユーザーを“縛る”ことを前提として、
最新の高性能スマートフォンの価格を大幅に割り引き、“0円”などかなりの低価格で購入できるケースが多い。
だが、例えばキャリアが一切のSIMロックをかけられないという厳しい規制がかかった場合、
キャリアはSIMロックでユーザーを縛ることができなくなり、縛りを前提とした割引もできなくなってしまう。
などなどです。この他にもメリット、デメリットがあると思いますが代表的なものを書かせて頂きました。
じゃあ、このCMの秘密ってなに？
なんでこんなに安くなるの？と疑問ですよね。
それは最近話題のSIMカード③へ続く・・・・
CM NTTCommunications OCN モバイル「あの人もやってみた」マツコ・デラックス