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レーザーの励起方法

2018-01-11 09:56:21 | レーザー
レーザーを発振させるためには、レーザー媒質中の原子(または分子)が反転分布の状態である必要がある。
反転分布を起こすためには励起源からのエネルギー供給が必要であり、その手段には以下の種類がある。


放電励起--気体レーザーの多くは、放電によって励起する。グロー放電・アーク放電が利用される。

光励起--固体レーザーや液体レーザーの多くは、光によって励起する。大光量のランプや、レーザー光を用いて励起する。

電子ビーム励起 -- 電子を500kV以上の高速パルスの電圧で、光速近くまで加速した相対論的電子ビーム(REB)で励起する。

化学励起 -- 化学反応で得られるエネルギーによって、励起する。外部からのエネルギー供給は必要としないユニークな励起源である。

電流励起 -- 電流を注入することによって、レーザー媒質を励起する。主に半導体レーザーで利用される。

熱励起 -- 熱エネルギーを用いて、レーザー媒質を励起する。

レーザーの安全基準

2018-01-10 10:13:45 | レーザーポインター
低出力のレーザーであっても、直視すると失明の危険がある。
国際電気標準会議(International Electoro-technical Commission、IEC)の60825-1「レーザー機器及びその使用者のための安全指針」によって、出力やレーザー光線の波長等によってレーザー機器はクラス分けされている。
日本の「レーザ製品の安全基準(JIS C6802)」はIEC60825-1に準拠したものである。

レーザー機器を製造する業者は、クラス2以上のレーザー機器に警告ラベルを貼り付けることが、クラス4のレーザー機器には、緊急停止スイッチやインターロック回路の装備が義務付けられている。

Class1
人体に障害を与えない低出力(おおむね0.39μW以下)のもの。
特別な安全対策は不要。双眼鏡等の光学機器を用いても安全である。
レーザープリンタ、CD、DVD等が該当。 不要警告ラベル義務

Class2
可視光(波長400nm〜700nm)で、人体の防御反応(まばたき)により障害を回避し得る程度の出力(約1mW)以下のもの。
プレゼン用のレーザーポインタ等が該当。 必要警告ラベル義務

Class3A
放射レベルがクラス2の出力の5倍以下(おおむね5mW以下)のもの。
人体の防御反応(まばたき)により障害を回避可能。
ただし、光学機器を使用して直接ビームを観察することは危険。 必要警告ラベル義務

Class3B
直接または鏡面反射によってレーザー光が眼に入射すると、眼の障害に至る危険がある。
ただし、拡散反射による入射では障害を生じる可能性はない。
出力は約0.5W以下。 必要警告ラベル義務

Class4
拡散反射によるレーザー光線の照射でも眼に障害が発生する。
皮膚障害(やけど)や火災発生の危険もある。出力は約0.5W以上。
溶接・機械加工用の工業用レーザーの多くが該当。 必要警告ラベル義務

www.lucklaser.jp

レーザー網膜走査型HMDを発売

2018-01-09 09:53:43 | レーザー
培ってきたレーザーおよび光学技術を応用して,三原色レーザー光源からの微弱な光と高速振動するMEMSミラーを組み合わせ,網膜上に映像を描き出すレーザー網膜走査技術「VISIRIUM®テクノロジ」を開発してきた。原理的に視力(ピント調節能力)に依存しないため,誰でも見やすいディスプレーの実現を目指している。



製品は,眼鏡型のフレームに内蔵された超小型プロジェクターから,網膜に直接映像を投影するHMD。片眼の視野中心部(水平視野角約26度,アスペクト比16:9)に,HDMI端子で接続できる機器からのデジタル映像を投影する。

超小型プロジェクターからの微弱なレーザー光は瞳孔の中心でいったん収束し,網膜へと投影される。この方式は,眼のレンズである水晶体の状態に影響を受けにくいことから,視力やピント位置に関係なく,眼鏡やコンタクトレンズをしていなくてもボケのない映像を見ることができる。

独自開発した投影光学系によりプロジェクターを極限まで小型化し,フレームの内側に搭載することができた。通常の眼鏡やサングラスと同様に,突出部がなく違和感の小さいデザインとすることで,誰もがいつでもどこでも使えることを目指している。

また,目に映っている風景の上に,デジタル映像を直接上書きすることができるので,従来の仮想スクリーン方式では生じがちな実風景と投影映像のピントずれが,原理的に起きない。「見る」行為を妨げることなく,視界にデジタル情報が融合する,新しい体験が可能だとしている。

CivilLaserレーザー不凍液の冬の注意事項

2018-01-03 09:21:59 | 固体レーザー
親愛なるCivilLaserレーザーユーザー:
こんにちは! 冬の到来を考慮すると、全国の多くの都市の気温がゼロ点を下回っており、私たちは厳粛にユーザーに思い出させます。

機器の不凍液対策:
1.レーザ装置は、5℃以上の周囲温度で動作することが保証されている必要があります。 休日中、装置の周囲温度が5℃を超えることが保証されている場合、レーザー装置は特別な保護を必要とせず、装置をオフにすることができます。
2.周囲温度が5℃を下回る場合は、低温によるレーザー、ウォータークーラー、外光路の凍結を防ぐために、レーザーと水冷装置から水を排出して、長期間のシャットダウンと生産停止を招きます。
3.水の温度が必要な温度に達した後に動作するように水冷式機械装置内の機器を操作してください、結露が発生した場合、デバイス、速やかにクリーンアップするようにしてください。

通知がここに与えられた、天候を凍結時のレーザー機器と凍結防止作業の安全性を確保するために必要な措置を講じてください。