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住友電工,センシング向け中赤外レーザーCANモジュールを開発

2018-01-25 09:22:50 | ニュース
住友電気工業は,波長7μm帯において,単一モードで80℃までの素子温度で連続発振が可能な,小型のDFB-QCL CANモジュールを開発し,サンプル出荷を開始した



波長4~20μmの中赤外領域にて,単一モードで連続発振が可能なDFB-QCLは,小型で高速のセンシング用光源として,大気汚染ガス,温室効果ガス,毒性ガスなどの高感度リアルタイム計測,および呼気分析や血糖値計測などの医療診断への応用が期待されている。しかし,従来のDFB-QCLは,素子自体の消費電力が大きく(>5W),レーザ駆動時に大量の熱を発生するために,高い放熱能力を持つ,大型で高価なHHLパッケージに実装する必要があった。

その結果,モジュールの小型化や低コスト化が困難で,QCLを広く普及させる上での大きな課題となっていた。また,高温環境下での連続発振が困難なことも,このレーザーの使用を制限する要因となっていた。

今回同社は,量子構造設計技術を用いて創出した独自の発光層構造を採用した,低消費電力DFB-QCLモジュールの開発に成功した。このモジュールは,CH4(メタン)やSO2(二酸化硫黄),H2S(硫化水素)などの計測用として期待される7μm帯の波長において,汎用のCANパッケージで安定的に連続発振することが可能。

連続発振が可能なQCLモジュールとしては世界最小サイズで,センシング用光源として,産業,環境,医療分野での使用が見込まれるという。温調器内蔵型(Φ15.4mm)と無温調器型(Φ5.6mm)の2種類があり,温調器内蔵型については駆動するための専用マウントも同時に供給可能。

家庭から産業までロボット活躍、「ロボデックス」展 東京

2018-01-19 11:21:38 | ニュース
ロボットが当たり前のように家で衣類をたたみ、レストランで配膳をする日常が到来──。家庭用から産業用まで、各業界の最新ロボットを集めた展示会「第2回ロボデックス(Robodex)」が17日、東京都江東区の東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で始まった。

 今年は200社が出展し、来場者数は12万7000人を見込む。人工知能(AI)を搭載した車や産業用ロボット、介護や災害対策などの作業の負担を軽減する「パワードスーツ」、自律走行が可能なロボットなど、様々な新作が展示された。

 クラボウ(Kurabo)は、自社開発の高速3Dスキャンカメラを使用した「Tシャツ折りたたみロボット」を初公開。「Tシャツの肩部分をつかむことが難しかった。形が決まっていないものを認識できれば、人間が行う作業が可能になる」とプロジェクトリーダーの北井基善(Motoyoshi Kitai)さん。この機能を応用し、弁当の盛り付けや、倉庫の取り出し作業など、様々な業界への展開を予定している。

 パンゴリン・ロボット・ジャパン(Pangolin Robot Japan)の配膳ロボット「アミィ(Amy)」は、レーザーで空間全体を自動認識し、レールなしで室内を動き回る。人間の代わりにロボットが従業員を務めるテーマパーク「変なレストラン」でも、給仕として活躍中だ。「昨今の労働者不足の解消が目的。24時間365日、文句を言わずに働いてくれる」と担当者の藤井博之(Hiroyuki Fujii)さん。

 その他、ロボットを遠隔操作し茶摘み体験をするなどユニークな展示も。(www.civillasers.com

阪大,青色レーザーによるSLM方式積層装置を開発 ─純銅の高精細造形に成功

2018-01-18 09:27:38 | レーザー
大阪大学接合科学研究所・教授の塚本雅裕氏らの研究グループは,青色半導体レーザーの高輝度化によって,純銅を積層造形できる3Dプリンターを開発した。

この開発は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発/次世代レーザー及び加工の共通基盤技術開発/レーザー加工プラットフォームの構築/高輝度青色半導体レーザー及び加工技術の開発」の一環として取り組んでいるもので,今回の成果は島津製作所との共同で,日亜化学工業と村谷機械製作所の協力も受けて実現した。



今回開発したのは,出力100W・波長450nmの青色半導体レーザーを搭載したSLM(Selective Laser Melting)方式の3Dプリンターで,コア径が100μmの光ファイバーを用い,青色半導体レーザーデバイスからの出力光を空間・偏光結合することによって高輝度化を達成した。これにより,直径100μmのスポットに集光できることから,純銅粉末を溶融するのに必要な100 Wの出力でレーザー光のパワー密度を1.3×106 W/cm2を実現した。

この装置を用いて実際に純銅の積層造形を行ない,直径9 mm・高さ9 mmの造形サンプルを作製した。塚本氏によると,この3Dプリンター造形による一層当たりの厚さは約100μmという。純銅材料以外に適用可能な材料としては,金粉末でも可能としている。

塚本氏ら研究グループでは,造形ヘッドから粉末供給しながらレーザー照射によって造形するという研究開発にも取り組んでいるが,この方式の一つであるLMD(Laser Metal Deposition)方式に比べて,SLM方式では,複雑な形状造形の精度面で優れるとする。これにより,純銅ヒートシンクなどといった複雑な構造の流路を持つ造形応用も期待できると見ている。

また,今回装置の低コスト化をにらみ,ガルバノミラーを使用せず,集光ヘッドを直接稼働させる機構とした。塚本氏によると,造形スピードに関しては現在評価中としている。

今後の開発について,塚本氏は「今年度中にも青色半導体レーザーの出力を200 Wにする」とコメントし,その実現を波長多重結合によって可能としている。

近年,青色半導体レーザーによる加工応用が注目されており,産業化への期待が高まっている。課題はコストとレーザーの高出力化だが,市場は航空・宇宙・自動車など高付加価値分野から立ち上がるものと考えられる。実用展開に向けた今後の開発動向には目が離せない。

www.rakulaser.com

808nm 3000mW 最も強力な赤外線レーザーポインター lucklaser.jp

2018-01-16 10:39:47 | レーザーポインター
最も強力な赤外線レーザーポインター 808nm 3000mW バーニングレーザー

特徴:
1.科学技術の強い感覚の外観。
2.加工精度、耐震性、耐摩耗性に優れています。
3.すべての金属製のボタン、反応が強く、触感が強い。
4.高い安全性能。



仕様:
商品名: 808nm レーザーポインター
波長: 808nm
出力: 3W
横モード:マルチモード
動作モード:CW
スイッチタイプ: 機械的
動作電圧:4.2V
ビーム発散角:<2.0 mrad
ビーム径:2mm
電源:1 x 18650/26650 リチウム電池 または 5V 5AWallアダプタ(電池を含まない)
作業温度:15℃~35℃
寸法: 40mm(直径) x270mm(長さ )
ダイオード寿命:>6000時間
実重:380g 

589nm 3000mW~4800mW TEM00 高出力 DPSSレーザー —— CivilLaser

2018-01-12 14:14:53 | レーザー
589nm DPSSレーザー 出力 3000mW~4800mW TEM00 高出力の安定性



[規格]
波長: 589±2(nm)
出力: 3000mW, 4800mW(can be customized)
横モード:Near TEM00
動作モード:CW
電力の安定性(4時間以上のrms): <3%
予熱時間: <10 minutes
ビーム品質(M2): 3.0~6.0
ビーム発散全角: <2. 0mrad
レーザー直径: <4mm
出光穴高さ: 93.5mm
偏振: >100:1
最適運転温度: 10℃~35℃
変調: TTL on/off, 1Hz-1KHz, 1KHz-10KHz, 10KHz-30KHz; and Analog modulation option
電源: (90-264VAC) PSU-W-LED or PSU-W-FDA
使用寿命: 10,000 hrs
保証期間: 1year
納期|Lead Time: 3~10 workingdays! Custom product available