07:19 from goo
狸小路ソング(昭和前期~後期の画像つき) #goo_umedzu http://bit.ly/hCR2rV
by umetao on Twitter
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花の都にあこがれて 飛んできました一羽鳥
ちりめん三尺ぱらりと散って 花の都は大東京です
金羽銀羽のネオンの下で 男ばかりが華じゃない 女ばかりが華でもありません
そんな ねさまよう わたくしにも たった一人のガキがおりました
その娘とも今は無常に離れ離れ 一人さびしくメリケンアパート暮らしよ
今日も降ります ドスの雨
六尺足らずの五尺の体 刺せば監獄 刺されば地獄
ここにわたくしは力尽き引退を表明しますが ヤクザもんは永遠に不滅です
映画「竜二」より
年末年始 繰り返し観て、泣きました!
竜二
金子正次 (出演), 永島暎子 (出演), 川島透 (監督)
それなりに顔を知られたヤクザの竜二(金子正次)は、ある日妻子のためにカタギになる決心をする。しかし、マイホームの平穏な暮らしは、やはり彼にとって物足りなくて…。
スターになることを夢見て本作の脚本を記し(鈴木明夫名義)、念願の映画初主演を果たしつつも、作品完成直後にガンでこの世を去った伝説の映画人・金子正次の熱意に満ちた秀作。ヤクザとマイホームという一見不似合いな世界のマッチングは当時じつに新鮮で、その後のマイホーム・ヤクザ映画の台頭を予感させるものがあった。
萩原健一の熱唱する主題歌『ららばい』がいつまでも耳に焼き付き、安住した世界に入られない男の哀しみを浮き彫りにしていく。監督の川島透はこれがデビュー作で、続いて金子脚本をもとにした『チ・ン・ピ・ラ』を監督した。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
夭折した映画人・金子正次が脚本と主演を務め、川島透の監督デビュー作となった異色のヤクザ映画。新宿のヤクザ・竜二は、足を洗って家族と平和な暮らしを始めるのだが…。