美味しそうなものが印象的な小説やまんがってありますよね。
私の場合、まんがでは”ゴールデンカムイ”、そして”MASTERキートン ”。
もちろん、二作品とも、ストーリーの面白さも言わずもがなで。
”MASTERキートン ”の場合、忘れられないのが月餅の回。
孫文が作ったという、月餅の隠し味のはなし。
干し柿入りの餡、ってどんな味だろうと、思いつつ読んだものです。
そして、アニメ版。
こちらの出来もよかったなぁ。
そのアニメ版で主役の平賀・キートン・太一 を演じていた井上倫宏さんの
訃報を知りました。
優しく深みがある声は、今でも忘れられません。
あまりにも早い訃報は切ないものですが、命を吹き込んだ作品は残ります。
ゆっくりと月餅を食べながら思い出す宵です。