どうしても、福岡まで行っても鑑賞したい展覧会。
それが『国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本美術 』
どきどきしながらネットで日時指定の鑑賞券も購入しました。
(不慣れなアナログニンゲンにとっては、結構な関門!)
早めに福岡入りをして、ミュージアムショップを眺めたり(←帰りに買おうと
考えていたのですが、これは間違いでした)、この日から開催される
FaN(Fukuoka Art Next)の開会式を眺めたり。
そして、いよいよ予約していた時間となり入場!
ええ、内容的には、いい展覧会でした。
ちょっと鳥獣戯画は少な目だったけど。
他の作品もすばらしく見ごたえも良し。
(仙厓さんの「猫に紙袋図」は思わず笑ってしまうし・・)
目の付け所がとにかく良い、とうなるくらい。
ただ、ね。
ちょっとだけ納得できないこともあったんです。
三連休は混むから平日や夜間の鑑賞を進める旨を美術館が
お知らせをしていたのは知っていましたが、日時指定のチケットだから
大丈夫、なんて思い込んでいたんです。
行ってみると、当日券もバンバン売ってらしたし、その前週は台風だったし。
入場をして鳥獣戯画の展示スペースへたどり着くまで一時間越えでした。
おまけに、ほぼ、なにもみえない人ごみの中で。
”肩越しでの鑑賞でもよろしいなら、こちらからご案内します”
との、運営さんのアナウンスもあったけど。
せっかくならがっつり見たいもの。
我慢して並んでいたんです。
・・・この日の気力はここでENDでした(涙)
せめて、なにか鑑賞できたらよかったのだけど。
最初のコーナーでは短い紹介VTRが見られたので、待ち長くなかったのです。
その後は、ほんとうに苦行でございました。
ひょっとしたら、都会の展覧会ってこんな感じなのかも(汗)
まぁ、気分を切り替えて、他の作品を鑑賞して久々の福岡行は終了。
今度は京都で静かにゆっくりと鑑賞したいものです。