くろさん亭、おかわり

シンプルで奥深いお菓子~荒城の月

友人から一個いただいたおやつ。

いつもおやつは夫と分けるのですが、これは、申し訳ないけど

私が独り占め♪


荒城の月。

大分銘菓です。

パッケージ、こんなにおしゃれだったかなぁ・・・。

最後に食べたのが10代のころですから、記憶は曖昧(汗)

ええ、昨日のことすら記憶が怪しい五十代ですから。


開けてみると、やっぱり懐かしいこの小さく愛らしい姿。

簡単に説明しますと、荒城の月は黄身餡を淡雪で包んだ和菓子です。

この黄身餡が、コクのあるまろやかな黄身餡で、それを包み込む淡雪は

ふんわりとしていながら口にいれるとすっととろけて。

なんて上品な味。

これはゆっくりとお茶と一緒に楽しみたいもの。


ちょっと失礼して、ひっくり返してみましょう。

式紙には製造元の但馬屋さんの紋が入っています。

但馬屋さんは、江戸時代に岡藩の御用菓子司として重用されていた名店です。

子供の頃は、その美味しさがわからずに、何気なく食べていたけれど

今はその潔いほどのシンプルなおいしさに魅せられました。

竹田の風情ある町並みもしばらく見ていないなぁ・・。

久しぶりに大分が懐かしく思い出されるお茶の時間になりました。

コメント一覧

くろ
bentenjogerさんへ
岡城址もよいですよね・・春になったら行ってみたいと思います
bentenjoger
滝廉太郎のメロディを聞きながら、久しぶりに食べたくなりました
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