鳩といったら、そんなに珍しい存在ではないでしょうけど、
私、たくさんの仲間といっしょに京都の街中に住んでいるのです。
ここが、なかなかいい場所なんです。
かの聖徳太子が創建といわれるお寺。
寺号は紫雲山頂法寺。「六角さん」の名称で、京の町の人々から親しまれている場所です。
まわりはオフィス街というのでしょうか?
ニンゲンたちが忙しく動き回っています。
(ベンチでお弁当を食べるサラリーマンもいます)
なぜ、六角堂かというと、上から見ると本堂が六角形になっているから。
私たち、鳩のように飛べないニンゲンには、お隣のビルの展望エレベーターというものがあります。
(注意!あくまでも、ビルのものなので、ゆっくり動くとか、展望フロアーがあったりするわけではありません。
はい、移動するエレベーターで写真を撮るなんて技は私にはございませんでした)
ちなみに、六角の意味は。
六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲のことを言いまして。
人間の欲望、つまり煩悩を脱して角を無くし、円満になること。
「六根清浄を願う」という祈りを込めて六つの角を造ったと伝えられています。
境内にある、こんなものも六角仕様。
あと、私たち、鳩も大切にされていますよ。
ほら、こんなに愛らしいおみくじに変身♪
若いお嬢さんたちに大人気のようです。
ま、本物の私たちは売店には立ち入り禁止なんですけど、ね。
もし、京都においでの際は休憩代わりにお立ち寄りください。
一応、京都のおへそにある場所でもありますから。
今日のおまけ。
六角堂の近くの、ハト。
・・・夏休み仕様?
紫雲山頂法寺 六角堂
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
℡ 075-221-2686
拝観時間6:00~17:00(納経時間 8:00~17:00)
拝観料 境内自由
最新の画像もっと見る
最近の「お出かけ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事