明日は雨とのこと。
ひどい雨になりませんように・・・。
さて。
熊本では各地で夏祭りが行われる頃です。
とはいうものの、なかなか近所以外の夏祭りに縁がないわけで。
今日はちょっと足を伸ばして、”うと地蔵まつり”を見に行ってきました。

とはいうものの。
このお祭りは夜がメイン。
昼間訪れても、屋台は準備中。
静かな街中の雰囲気です。
やはり、混んでも夜にいくべきだったかも・・・。
まあ、造り物は街角のいたるところに展示されているので
それを見て歩くことはできます。

そもそも、こちらの地蔵まつりの起源はといいますと。
時流行り病から子どもたちを守るためにお地蔵様に願掛けしたととか
宇土の城下町の基礎を作ったキリシタン大名小西行長公のキリシタン色を一掃するためとも言われています。
諸説あるとはいうものの、お地蔵様中心のお祭りです。
よく見れば、ほんとうにたくさんのお地蔵様がいらっしゃいます。

そして、造り物も、思った以上に展示されていました。
八朔祭りの造りものとは違い、規模は小さいものの、17団体が計38基を展示しています。

見て歩くだけで、結構楽しめます。
自分的にナンバー1を選びながら歩いてたのですが。

私的ナンバー1は、このゴマフアザラシ”うとちゃん”かな?
妙に味のある雰囲気を漂わせていらっしゃいました。

(宇土の船場橋♪)
そして、この地蔵まつりの時にだけ開帳される”地獄・極楽絵図”というものがあります。
場所は円応寺。
自由に拝見することができるのですが、これが想定外に凄い絵!
極楽の絵もあるのですが、印象に残るのは地獄の絵。
・・・今日から、生活態度を改めようと真剣に考えちゃたくらい(笑)。
あ、そうでした。
円応寺は、宇土藩初代藩主細川行孝公が建立したお寺で
地蔵祭りもこのお寺から始まったといわれています。
これだけは、昼間に見てよかったと思います。
夜だったら・・・かなり怖いかも・・・(汗)。