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くろさん亭、おかわり

寒い夜には本を片手に~ニュクスの角灯

会社でもじわじわとインフルエンザが広まっています。

体力には自信があるものの、抵抗力はちょっと弱っているかも・・。

          

そんなときにはビタミンを!

そして、ちびちびと水を飲みながら、自己管理をしています。

身体にビタミンを、そして心にもビタミンが必要♪

というわけで。

今回の心のビタミンはこちら。

          

『ニュクスの角灯』

熊本の漫画家さん高浜寛さんの作品です。

舞台は西洋文化の波が押し寄せる1878年(明治11年)の長崎。

西南戦争で親を亡くして、独り身となった少女・美世が主人公。

(触れた物の過去と未来が見えるという不思議なチカラを持っている子です)

というものの、物語の最初は美世がおばあちゃんになっていて、熊本で空襲を受けているところから始まります。

戦時下の防空壕から一転しての華やかでロマンティックな文明開化の時代の描写。

とにかく、高浜さんの画力が素晴らしい!

人物の描写はもちろん、細部まで描きこまれたアンティークの品々などなど。

眺めているだけでも至福。

そして物語の世界にどっぷりとはまり込んでしまいまして・・。

図書館で一巻のみを借りたのですが、先の巻を読みたくなってしまうありさま。

でも、急いで読んでしまうのももったいない。

ゆっくり、図書館に行くたびに一回に一冊借りていったら、もうしばらく楽しめそう。

というわけで、今週の図書館行きが今から楽しみ♪
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