・・・まあ、会議が苦手なのもあるけど(笑)
ちょっとだけ風邪の前兆があるのも事実なので、まずはビタミン補給♪
はい、蜜柑。
この蜜柑、実はとっても特別な蜜柑なんです。
店頭にカッパさんがいらっしゃる「かっぱの本屋さん」こと「金龍堂まるぶん店」。
(上の写真は何年か前の夏のある日のかっぱさん)
熊本地震の発生から7カ月ぶりに営業を再開されました!
地震後、休業中の閉じたシャッターに、再開を待つお客様のメッセージが張られていました。
そして、数日前に張り出されたのはお店からの再開を告げるメッセージ。
開業できない間を失われたピースと表現されていたすばらしいメッセージでしたが
これを読んで、不覚にも涙ぐんでしまいました。
熊本の街中には”長崎書店””TUTAYA”そして”金龍堂まるぶん店”があります。
読みたい本の種類やシチュエーションで本屋さんを変えて楽しんでいた震災前。
そして地震。
どんなに活字が恋しかったか、本屋さんの雰囲気が恋しかったか。
・・・身近になくなって初めて気づくその大切さをひしひしと感じていました。
11月18日。
まるぶんさん、再開の日。
その日、カウンターで本を買うお客様は口々に
「おめでとう」
「よかったね」
「待ってたよ」
と、店員さんへねぎらいや、お祝いの言葉をかけて、買い物をしてらっしゃいました。
文庫本一冊しか買わなかった私ですが、店員さんが丁寧にあいさつをしてくださり手渡してくれたのがこの蜜柑。
檸檬を本屋へ置いていったのは梶井基次郎。
逆に蜜柑をお土産にくれたのはまるぶん書店。
檸檬が破壊の象徴になるのなら、蜜柑は復活の象徴になるかも・・なんて深読みをしてしまったり。
とにかく、特別な蜜柑は火照ったのどを優しく癒してくるようでした。
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