チャイナMBAマネジメント協会

「CMMA: China MBA & Management Association)」

【初回投稿】清華大学MBAについて(濱 高朗)

2012-04-07 | 清華大学MBA
初めまして。
現在、北京の中心部から北へ車で30分のところにある、清華大学MBA 2011(2013年卒業予定)に在籍中の濱 高朗と申します。今回から投稿をスタートさせて頂きます。

初投稿なので、まずは簡単な自己紹介から。

私は、留学前は8年間総合商社で物流・小売・外食関連の事業投資を行っておりました。ここ4年間程は、中国での外食事業投資を担当していたことから、中国MBAに興味を持ちはじめ、会社の制度を利用して清華大学MBAへの留学を決めました。

清華大学への留学を開始して7か月が経過しましたが、大量の課題に追われつつ日々頭の良い中国人同級生に助けてもらいながら何とか授業についていっている状況です。清華大学でのMBAライフは学業面、生活面共にとても刺激的で「これは中国MBAにこなかったら学べなかっただろうな!」と思うことがたくさんあります。

さて、初回ですので、まずは簡単に私が所属する清華大学MBAの紹介をさせて頂きます。尚、以下URLから大学のホームページをご覧頂ければ、大学のカリキュラム、入学に必要な書類等詳細情報を得ることができますので興味がある方はご覧下さい。
清華大学経済管理学院

・清華大学のMBAは大きくIMBA(英語のMBAコース)、FMBA(中国語のMBAコース)、PMBA(中国語によるパートタイムMBAコース)にわかれている。

・私が所属するIMBAは一学年約130名。中国人と外国人の比率はちょうど半々。
外国人の中では、いわゆるABC(American-Born Chinese)が最も多く、韓国人、香港人、シンガポール人、マレーシア人、タイ人、カザフスタン人、アゼルバイジャン人、イスラエル人、日本人(日本人は私を含め2名)等、多くの国から参加している。外国人学生の割合は毎年増加傾向にある。

・中国のMBAに参加する中国人学生は、「聯考」と呼ばれる統一試験を受ける。清華MBAは中国の北京大学光華管理学院と並びNo.1に位置し、約5万人の『聯考』受験者中トップクラスの成績、且つ厳しい面接を通過した者のみが入学することができる。

・IMBA(英語のMBAコース)とFMBA(中国語のMBAコース)の学生のほとんどが仕事を辞めてMBAに参加しており、企業派遣生はほとんどいない。PMBAの学生は、仕事を続けながら、週2回(月曜か金曜の夜、及び週末)の授業を受講している。尚、企業派遣生としては私以外に韓国大手企業のPOSCO、GS Caltex、CJグループ等がある。

・清華MBA参加者のバックグラウンドは、大手国有企業(中国4大銀行、国電、CCTV、COFCO等)、大手民営企業(Huawei、喜利得上海、聯想等)、外資系企業(HP、Motorola、資生堂等)、四大会計事務所(PwC、Ernst & Young等)等様々。

今後、大学の授業内容、課外活動、生活概況等を適宜アップしていく予定ですので引き続きよろしくお願いします。

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