Fishing-gate 乃村弘栄の日記

 琵琶湖 ミックバスクラブ内 レンタルボート 「フィッシングゲート」乃村の日記です

アカメ釣行記2014夏 リベンジ編

2014-08-29 07:26:06 | 遠征釣行


 〔一年に一度だけ高知へ〕

 と、毎年の恒例行事にしていた

 アカメ釣行

 今年は6月に来ていたので 終わったはずだったが

 アカメへの想いが強すぎて 我慢できず

 再び高知へ訪れてしまった




 今回は一晩だけで勝負をつけようと 一晩だけ船を予約した


 相手が一晩だけで決着がつくような奴では無いことは百も承知

 しかし 今回は助手もいたんで一晩しか勝負できなかった 

 「やってやる!!!」
 

 準備万端で(毎回道具が増えてくる)朝に滋賀を出て 昼過ぎに高知到着(途中 香川県でウドン喰ったりしながら、ゆっくり来たので体は楽♪)




 船長に電話

 乃村「お久しぶりです どうですか?最近?」

 船長「あんまりですね 台風後の濁りがまだキツいです」

 わかっちゃいたが いきなりテンションダウン話

 乃村「何時に出ます?」

 船長「予定通り18時頃でいいんじゃないですか?」

 乃村「わかりました! あ~ 今から出船まで何しようかな~ あ~ 暇だな~ ところで最近○○○エリアの調子がいいらしいですよ!昼間でも釣れるかな~」

 船長「わかりました じゃあ、もう来て下さい」

 そんなつもりじゃなかったが

 出船時間が早まった


 多分 船長は私の性格をよく理解している

 私 ワガママですから!!!
 (船長いつもありがとうございます)






 まだ日の高い 15時過ぎに出船

 同志からの事前情報をあてにウロウロ(最近私の周りに同志が増えた)



 が!

 何も起きない

 ま!

 いつもの事だから平気です♪



 

 18時頃 いつものメジャーポイントへ

 すでに暑くてバテてきた

 こんなんだったらおとなしく18時までゆっくりしてればよかった…

 疲れた私をみて

 船長「だから言ったでしょ!」と、言った気がした



 メジャーポイントで釣り開始

 いつもの橋桁へ

 いつものルアーを

 いつも通りキャスト

 …

 …

 …

 いつも通り 何も起きない




 「もう この橋見たくない!!」

 そんな気持ちになってしまう

 何も起きない

 それでも黙々と同じ動作を繰り返す





 数時間後

 船長「少し船を動かします」





 移動の為 船が橋桁に近づく






 なんとなく 橋桁に 






 〔ポチャ〕





 次の瞬間





ズドン!!!!!!!!!!


ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ


 ?


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 ?


 ?


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 キタァーーーーーーーー!!!!




 
 橋桁に落ちた瞬間に喰った!!!




 が!!!





 移動中にキャストしていたんで糸が橋桁に絡んでる!!!!!




 船長「エンジンで走って橋桁まわりこむから 糸フリーにして!!」

 


 クラッチをきって 糸をフリーにしながら橋桁の裏に回りこむ


 
 
 テンションかかってないが まだ魚は掛かっている 


 ドンドン糸がでる




 絡んだ糸を外す




 糸フケを巻きとる




 そして




 せ~~~の!!!




 渾身のフッキング!!!!



  
ズドン!!!!

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



 なんだ このパワー!!!!!!

 アカメってこんな引くのか???

 なんちゅう暴力的な引きなんだ!
!!!!!!!!!!!!!!!!




 力×スピード=破壊力



 凄い力で縦横無尽に走り回る

 まったく主導権が握れない

 「凄い凄いと、聞いてはいたが アカメってこんな凄いのか?本当にとれるのか?」

 そんな事を考えた瞬間

 奴が目の前で全身を露わにしながらエラ洗いをした

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 デカい!!!!!!!!!!! 

 楽勝1メートル超え 30キロ近い

 規格外のサイズ!

 間違いなく記録級サイズ!!!

 モンスターや!!!!!!




 興奮と同時に

 「怖い…」

 魚相手に恐怖を感じた







 次の瞬間







フッ…









…………





…………………………………





………………………………………………………………



  

バレた……………………………………………………










「なんでやね~~~~~~~~ん」




 高知 浦戸湾の中心で

 ひとりの中年の悲鳴にも似た叫び声が響き渡った

 そして そのまま船の上で崩れ落ちた

 今思えば

 「怖い」と思った時点で私の敗北が決まっていたのかもしれない




 その後




 まだ時間はあったが




 何もする気がおきない




 私は廃人のようになっていた




 
 「帰ります…」





 帰着した






 悲しかった








 最後に






 船長に一言






 「明日 予定空いてます?」






 続く