アナタに
逢いたくて
逢いたくて
アナタに
逢いたくて
逢いたくて
眠れない夜
夢で逢えたら
考え過ぎて
眠れない夜
夢で逢えたら
どこへ行こうか?
アカメがいれば
どこでもいいよ
アカメ釣行二日目
疲れていたし 全然寝てなかったのに
奴のエラ洗いシーンの夢で、三時間ぐらいの睡眠だったが すぐに目が覚めた
昨夜の出来事は夢だったのか?
幻だったのか?
いや
現実だった
当初、釣りは一晩だけの予定だったが
前日のバラしが悔しすぎて 船長と助手に無理を言って
もう一日船に乗る事にした
一つ わかってほしい
私だって素人じゃない
一般の方よりは そこそこ釣りは上手いはずだ
ある程度のデカい魚を釣った事もある
10キロ 20キロ 30キロ の魚だって今まで釣ってきた
そんな私が恐怖を感じた
魚相手に恐怖を感じたのは初めてだった
掛ける事も難しい
掛けてからも難しい
難易度MAX
〔幻の魚〕
「今日こそ やってやる!!!」
昼間
自分のモチベーションを上げる為に桂浜水族館へ
大きなアカメが沢山いる
遠足に来ているであろう子供達が
「大きなアカメがいる~♪」
と、はしゃいでいる
「おじさんは昨日もっと大きなアカメを釣りあげそうだったんぞ!」
と、自慢したくなったが 言わなかった
こんな心が狭い自分が嫌になる
その後
高知名物のカツオを食したりしながら
出船時間を待った
この日の出船時間は18時
昨夜の反省をふまえて
体力100%でゴールデンタイムをむかえる作戦
狭い車中で仮眠もとった
不安と緊張で寝たのか寝てないのか よくわからなかったが
目覚めはスッキリしていた
そして
出船時間になった
体調はベストコンディション
「さぁ行こう!」
「今夜はアイツを抱いてやる!」
出船
ポイント到着(出船場所からポイントまで一分)
そして再び
いつもの場所で
いつものように
いつも通り 投げ始めた
…
…
…
…
いつも通り何も起こらない
…
…
続投
…
…
…
!!!
…
…
セイゴが跳ねた
…
…
…
!!!
…
…
…
キビレが釣れた
…
…
…
!!!
…
…
…
セイゴが跳ねた
…
…
…
!!!
…
…
…
セイゴが釣れた
…
…
…
…
!!!!!!!!!!!!
…
…
…
スズキが跳ねた
…
…
…
…
!!!!
!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!
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…
…
…
…
帰ろう…
この日は何も起きなかった
惨敗です…
悔しいな…
せめてもう一度 闘いたかった
今年のアカメへの挑戦は終わった
来年まで待っててくれ!
強くなって
必ず帰ってくるよ!
愛してるぜ
アカメ
いつか
必ず
夢を叶える
その日まで
挑戦は終わらない
アカメ釣行記
完