イトウ釣行 二日目
正直 朝から悩んだ
秋イトウには二種類の個体がいると言われている
一種は川や沼に留まり 冬を越す
〔淡水イトウ〕
もう一種は海と川を行き来する
〔海イトウ〕
一般的に〔海イトウ〕の方が大きな個体になると言われている
本番はこの日と決めていたので
前日は 沼 川 海 と全てのポイントをチェックしていた
そして、ほとんどの魚に共通するが
朝マズメ 夕マズメ
が、チャンスタイムである
帰りの時間を考えると
朝マズメのチャンスは、後二回
ポイント選択に悩んだ
分かっていたことは
寒波の影響で海が大荒れになっていて釣りにならない事実
「なら両方の魚を狙える 河口だ!」
二兎追うもの 一兎も得ず 作戦
河口から釣りをスタートした
釣りを開始すると
オホーツク海から朝日が昇…
昇らない!
この日は前日より天候が悪く
気温も低い
前日 師匠から
〔ITOは寒ければ寒い程 活性が上がるよ♪〕
と、助言がきた(また この都市伝説)
「師匠!信じますよ!」
と、投げ続けた
しかし
反応は無い
気づくと
潮止まりの時間だ
明け方から投げ続けて
休憩無しで6時間投げた
しかも、ウェーダーで極寒の川の中に腰まで浸かって
雪も途中 雨に変わった
正直
限界だった…
休憩がてら
恒例の〔ホタテタイム〕
今回の釣行で一つの飲食店で全て食事をとったのだが
ホタテカレー
ホタテラーメン
ホタテ定食
etc…
お店のホタテメニュー全てを制覇した
お腹の中は ホタテだらけ…
昼食をとっていると
師匠からメッセージが
〔○○○がベイトがはいって いい感じらしいですよ♪〕
師匠は東京の方だが
離れた場所でも そんな事までわかる
怪魚に関して 全知全能の神だ
〔ありがとうございます 師匠〕
私は昼食後
師匠に言われた○○○に行ってみた
そのポイントは、前日も少しトライしたが反応は無かったエリア
しかし
師匠の助言のおかげ なんとなくモチベーションは高かった
釣り開始
潮はまだ止まってる
〔もう少し 後だな〕
と、思った
二投目
ズドン!!!!!
ジィーーーーーーーーー!!!
キターーーーーーーーーー!!!
油断していたら キタ!
かなりの重量感
デカい!
ついに私の前に鬼が現れた
慎重に寄せる
キジが網を持って 走ってくる
魚が浮上してきた
「鬼や!!!」
水面に鬼の姿が現れた
しかも かなりデカい
ランディングの体制にはいる
が!
無い!
ランディングできる場所が無い
遥か向こうに砂浜が見える
「あそこまで引きずる」
鬼を誘導
が!
途中
ロープが水中に
「巻かれるなよ~」
と、竿をさばく
が!
巻かれた…
そして
バレた…
「なんでやね~~~ん!!!」
1人の中年の悲鳴にも似た叫び声がオホーツク海に響き渡った(前にも似た事あったな)
負けた…
もってないな~
ポキッ
心が折れてしまった
いつもの私なら これで終わる
だが
今回の私は違った
ふと 対岸が気になりだした
「対岸に行こう!」
続く
正直 朝から悩んだ
秋イトウには二種類の個体がいると言われている
一種は川や沼に留まり 冬を越す
〔淡水イトウ〕
もう一種は海と川を行き来する
〔海イトウ〕
一般的に〔海イトウ〕の方が大きな個体になると言われている
本番はこの日と決めていたので
前日は 沼 川 海 と全てのポイントをチェックしていた
そして、ほとんどの魚に共通するが
朝マズメ 夕マズメ
が、チャンスタイムである
帰りの時間を考えると
朝マズメのチャンスは、後二回
ポイント選択に悩んだ
分かっていたことは
寒波の影響で海が大荒れになっていて釣りにならない事実
「なら両方の魚を狙える 河口だ!」
二兎追うもの 一兎も得ず 作戦
河口から釣りをスタートした
釣りを開始すると
オホーツク海から朝日が昇…
昇らない!
この日は前日より天候が悪く
気温も低い
前日 師匠から
〔ITOは寒ければ寒い程 活性が上がるよ♪〕
と、助言がきた(また この都市伝説)
「師匠!信じますよ!」
と、投げ続けた
しかし
反応は無い
気づくと
潮止まりの時間だ
明け方から投げ続けて
休憩無しで6時間投げた
しかも、ウェーダーで極寒の川の中に腰まで浸かって
雪も途中 雨に変わった
正直
限界だった…
休憩がてら
恒例の〔ホタテタイム〕
今回の釣行で一つの飲食店で全て食事をとったのだが
ホタテカレー
ホタテラーメン
ホタテ定食
etc…
お店のホタテメニュー全てを制覇した
お腹の中は ホタテだらけ…
昼食をとっていると
師匠からメッセージが
〔○○○がベイトがはいって いい感じらしいですよ♪〕
師匠は東京の方だが
離れた場所でも そんな事までわかる
怪魚に関して 全知全能の神だ
〔ありがとうございます 師匠〕
私は昼食後
師匠に言われた○○○に行ってみた
そのポイントは、前日も少しトライしたが反応は無かったエリア
しかし
師匠の助言のおかげ なんとなくモチベーションは高かった
釣り開始
潮はまだ止まってる
〔もう少し 後だな〕
と、思った
二投目
ズドン!!!!!
ジィーーーーーーーーー!!!
キターーーーーーーーーー!!!
油断していたら キタ!
かなりの重量感
デカい!
ついに私の前に鬼が現れた
慎重に寄せる
キジが網を持って 走ってくる
魚が浮上してきた
「鬼や!!!」
水面に鬼の姿が現れた
しかも かなりデカい
ランディングの体制にはいる
が!
無い!
ランディングできる場所が無い
遥か向こうに砂浜が見える
「あそこまで引きずる」
鬼を誘導
が!
途中
ロープが水中に
「巻かれるなよ~」
と、竿をさばく
が!
巻かれた…
そして
バレた…
「なんでやね~~~ん!!!」
1人の中年の悲鳴にも似た叫び声がオホーツク海に響き渡った(前にも似た事あったな)
負けた…
もってないな~
ポキッ
心が折れてしまった
いつもの私なら これで終わる
だが
今回の私は違った
ふと 対岸が気になりだした
「対岸に行こう!」
続く