COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

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番組案内「挫折が生んだノーベル賞」改訂版

2007-05-15 22:51:11 | Weblog
先日、NHKの25分番組「知ると楽しむ」シリーズ、小柴昌俊さんの「人生の歩き方」を紹介しました。5月9日の第1回「甘ったれるわけにはいかない」は、3歳での生母の死、陸軍幼年学校を目指していた時期の突然の小児麻痺、2階の病室から1人 で階下の風呂に入れるようになるための懸命の努力、第一高等学校入学後の敗戦で、家族を養うために勉学できずにアルバイトに明け暮れた生活、偶々耳にした「勉強をしていない小柴が物理に行くはずがない」といった物理の教官への反発からの奮起、大学入学後の失恋による自殺未遂など、人生の辛酸を舐めた経験を淡々と上田アナに語られました。それはノーベル物理学賞に輝いた大先生から予想されがちな難しい学問談義ではなく、まさに人生の歩き方そのものでした。2回目以降の番組がたのしみです。2~4回目、いずれも水曜日の夜10時25~50分、NHK教育で放送です。

5月16日 第2回「強い相手とケンカする方法」。留学先で日米両国の力量に愕然。米軍の協力で、巨大な風船を使って、宇宙線を撮影するプロジェクトに参加。リーダーの教授の死で、弱冠33歳で後任を任された。米軍相手に予算獲得交渉、資料回収のため戦闘機や駆逐艦の出動要請など、強者に憶することなく立ち向かう秘訣を聞く。

5月23日 第3回「カミオカンデ・貧者の勝利」。1978年、岐阜県山中にアメリカとは桁違いの予算で、巨大観測施設「カミオカンデ」を計画。宇宙からの光の検出感度を上げる事でニュートリノの観測に成功。大きなハンディを英知で乗り越えたことが、ノーベル賞受賞につながった。逆境から成功を収めるには何が必要かをうかがう。

5月30日 第4回「夢の卵」あります。国立大学の独立法人化で、基礎科学の素晴らしさを子ども達に伝えておかなければ日本の科学の将来が危ないと感じた小柴さんは、ノーベル賞の賞金や自らの印税をすべてつぎ込み寄付を集めて「平成基礎科学財団」を設立。アイディアあふれる活動を紹介しながら、どんなときでもあきらめず夢の卵をもちつづける大切さを語っていただく。
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1 コメント

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小柴は残虐な凶悪犯だ。 (よしこ)
2007-07-02 04:35:45
小柴は国営組織スーパーカミオカンデに入れてもらったのをいいことに機械のおかげでノーベル賞をもらって自由に優雅な人生を送っているが、同じ東大の後輩の新井泉さんが強制的に捕われて二十四時間中虐待されているのを知りながら、助けようともせずに迫害する側に加わっているのはほんとうにひどいやつだ。そんな身勝手な小柴は、食事も睡眠も奪われた新井泉さんを殺害するまで夜も昼も虐待をほくそえんで続けているが、自分が檻にも入れられずに楽しい犯罪人生を送れるからといってゆがんだ冷酷な小柴の性格にはあきれはてるばかりだ。
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