風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

<追記> 「なくもんか」 ――笑顔の仮面が張り付いている人々

2011-04-03 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
↓ そうそう この映画について日記を書こうとした
そもそもの話を 書き忘れた。

弟が兄の笑顔について 別の人々にこう語る。

どんな時も 笑顔が張り付いている。本当の気持ちと裏腹に。

若い時 私が自分について書いた詩もどきに
同じようなのがあるのだ。
本当は怒りたい時も(むしろむっとした時も)
人に向き合うと 笑顔が仮面のように張り付く、と。
意識して笑顔になるのではない。
怒ることが出来ない。怒りを表すことが出来ない。
本当は悔しかったり悲しかったり惨めだったりするのに
それを 人に察せられないように、隠して笑顔になる。
だから 誰にも自分の本当の気持ちがわからない。(当たり前だけど)

どうして 人に対して 怒りたい時も抑えてしまうのか
若い時に 分析・考察してみた。
小さい頃からの 平和主義というか自己防衛反応というか
人に優しいからではなく、自分のため。
人と無用に争いたくないため。
人が怖かったんだろうと思う。

今でも 人が怖い、という所はある。
しかし 中年以降、ちょっとずつだけど
そんな損?な性格から脱皮するために
怒りを表す努力をしている。
自分のマイナス感情を伝える努力をしている。
でないと、、、、大抵の人に 利用されてしまうから。
その人の いいようにされてしまうから。

そういう意味では 真に信頼できる人、心許せる人って
相当に少ないと思う。
母に対して複雑な思いを抱き続けているのも
どこかに 被害者意識があるからだと思う。
理性では 「もう80近いのだから
そろそろ許せ」とわかっているが
心はなかなか割り切れない。
そこに 私の苦しみがある。
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