関連して「つぶやき岩の秘密」の主題歌「遠い海の記憶」を紹介しました。
子供の頃見たドラマで印象深いのはNHKの「少年ドラマシリーズ」です。
すべての作品を観ていた訳ではありませんが初回の放送が面白いものは続けて観ていました。
「つぶやき岩の秘密」はこのシリーズの18作目でした。
このシリーズ名のように十代を対象にしたものに「少年〇〇」という表現が多用されていました。
今では問題になりそうですが当時は誰も疑問に思わず当たり前に使われていましたね。
少し前、朝ドラで戦後の民法改正(すべての国民は平等という新憲法に合わせた改正)の話しをしていました。
最近よく聴くジェンダーの問題と重なっているように思いました。
「少年ドラマシリーズ」は第1作のタイムトラベラーから見ていました。
タイムトラベラーの原作は筒井康隆さんの「時をかける少女」です。
大林宣彦監督が原田知世さんを主人公に制作した映画「時をかける少女」とほとんど同じ内容だったと記憶しています。
タイムトラベラーが放送されていた時、小学4年生でした。
当時の新潟の田舎には花屋など無く(各家庭の庭で好きな花を育てていたので必要無い)タイムスリップするのに必要な「ラベンダーの花」がどんな物なのかわからず、知りたいと思いました。
芳香剤にラベンダーの香りがあるのを知って体験する事ができました。
また、ラベンダーが北海道でたくさん栽培されていることも知りました。
今はどこに居てもネットで簡単に調べられ、ChatGTPなどのAIを使えば検索の工夫すらもいらなくなっています。
時代は変わったものですね。
過去や未来に移動出来るということが小学校4年生にとってはとても新鮮でした。
Wikipediaの情報によるとタイムトラベラーはテレビカメラで撮影、ビデオテープに録画されていたそうで、編集された放送用のテープも使い回された関係でNHKには元の映像が残っていないそうです。
当時の業務用ビデオテープは高価だったのでしょう。
フィルムで撮影されていれば残っていたはずです。
家庭用VTRが存在していない当時の放送を録画していた視聴者から提供された最終回の映像だけが残っていて、NHKで修復した映像がDVD化されているそうです。
全話みたいと思いましたが無理な事がわかりました。
残念です。