あの日々は二度と帰ってこない

Twitterで放射能について情報を集めていると、チラホラと危機意識拡散を諦めるような声が見られるようになってきた。
幾ら言っても、皆信じてくれないからだと。

信じないのは、まぁ当たり前と言ったら当たり前なのです。
呑気な日本で生まれ、骨抜き教育され、情報操作され、遊ぶの大好き、美味しい物大好き、便利な世の中万歳でヌクヌクと育って来た温室育ちが、自然災害をきっかけにドミノ倒しのように今迄の生活が全て崩壊しつつあるだなんて、誰が想像しただろうか？

29年経っても現在進行形で被害が出続けているチェルノブイリ原発事故より、はるかに重篤な事故が、狭い日本で起こってしまった事。
今のチェルノブイリを見れば、30年後の日本はどうなっているか想像するのは容易い事。
信じる信じないはその人の勝手。
だけど、それも流行が過ぎれば忘れ去られる。
生命に関わる事故も、全てトレンドで片付けられてしまうと言う不思議。
散々、公害やら薬害やらでタイムラグの例を見てきた筈なのに。
当事者なのに。
全て、他人事。
日本人の悪い癖。

アメリカなんかでは、古いジョークも死語にならず何時までも使われ続ける傾向があると聞いた。
ほんとかなぁ。
日本じゃ考えられないです。
比べるつもりもないし、そもそも比べてどうなる物ではないけどね。

放射能を気にして生活するのは、決して間違いではないです。
皆が笑って後ろ指を指し続けていても、自分を信じて生き続けるべき。

これはノアの方舟と同じだと思うのです。

さてさて、本当の意味で生き残る為には、流れに身を任せるしかない。
そして、本当の使命を…。