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CONNECT English School 代表ブログ

英会話から受験英語まで、英語に関して様々なテーマで書いています

TalkingとSpeakingの違い

2019-10-08 21:12:04 | 英語
こんにちは!
CONNECT English Schoolの早坂です!

今日はTalkingとSpeakingの違いということをテーマに書きたいと思いますが、皆さんはこの2つを同じだと考えていませんか?
どちちらも日本語では「話す」ですよね?だったら同じじゃないかと思うかと思いますが、この2つには明確な違いがあります。
4技能試験に「話す」という項目がありますが、これはTalkingではなくSpeakingとされています。それはなぜなのでしょうか?



TalkingとSpeakingの違い

TalkingとSpeakingの違いを簡単に言うと

Talking :人と会話をすること、人に情報を伝えること
Speaking:自分の考えなどを論理的かつ正確に話すこと

だということができると思います。

もう少し深く見ていきましょう。
speakの名詞はspeech(スピーチ・講演・演説)です。

そこで、英英辞典のspeechの項目を見てみると

A formal talk that a person gives to audience 聴衆に向けて行う形式的な話・発話

とあります。

また、speakの項目には、

1:To mention or describe something or somebody 何か、もしくは誰かについて言及したり描写したりすること

2:To use a particular language to express yourself 自分の考えを発表するのにある特定の言語を使うこと

3:To make a speech to an audience 聴衆に向けて講演を行うこと


とあります。

つまり、Speakingとは正しい文法、正しい語彙選択、正しい発音やイントネーションを用いて自分の考えを相手に的確に伝える能力、もしくはそれを表現する能力のことであり、過度なボディランゲージ(身振り手振り)や不正確な文法、単語のみを使用してでも相手に思っていることを伝えることを目的とするTalkingとは全く違うということです。

このことについて、実際に1つの質問を通して考えてみましょう。次の質問に関して、TalkingとSpeakingの観点から答えた例を出したいと思います。


Question: What did you do last Sunday? (この前の日曜日、何をしましたか?)


*Talkingでの回答
Read a book, played baseball, watch TV.

*Speakingでの回答
I read a book in the morning. Then, I played baseball. After that, I watched TV.


Talkingの回答は、主語が欠落しています。また、したことを羅列するのに接続詞がありません。さらには過去のことを話すのにwatchが原形(もしくは現在形)で時制がおかしいです。
したがって、これをSpeakingの解答とした場合、その評価は低くなります。
ところが、コミュニケーションを重視(意図が伝わることを重視)した会話(talking)では、このような回答をしてもそれまでの話の流れや雰囲気などから相手に自分のしたことが伝わっていますので、あまり問題視されません。

一方、Speakingの回答は、主語や時間の表現を入れ、かつ接続詞を並べることによってしたことの順序がより明確になっています。このように、正確で間違いの少ない文で答えることがSpeakingでは求められているのです。



ここまでで言いたいのは、

Talkingの力はSpeakingの力と決して同じではない

ということです。

つまり、Talkingが上手でもSpeakingの評価が高くなるとは限らないということです。

もちろん、TalkingとSpeakingには「その言語を使用する」という共通の行為があるので、全く関係がないというわけではありません。Talkingの力を伸ばしていけば、Speakingの力も伸びるでしょう。

でも、それはある一定のところで止まります

Speakingを伸ばすためにはSpeakingの勉強をしなければならない
のです。
Talkingだけを磨いていたのでは試験で高評価は得られないのです。


いかがだったでしょうか?
TalkingとSpeakingの違いがなんとなくでも伝わったでしょうか?

皆さんが目指しているのはどちらですか?
英会話がうまくなったり、コミュニケーションを上達させたりしたいならTalking、試験で点数を取るためにはSpeaking、これらの練習を区別して行ってみてくださいね。


次回は【Speaking能力を伸ばす方法】について書きたいと思います。



※無料体験会・説明会のお知らせ※

CONNECT English Schoolは埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある、地域で唯一、4技能試験に焦点をあてた授業を行っている大学受験英語専門のスクールです。
大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行っています。
また、質の高いWritingの課題や、今その効果がかなり広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力向上を目指しています。

代表講師の早坂は、英検1級を持ち、10年以上予備校や塾、家庭教師などで大学入試にかかわってきたベテラン講師です。
これから変わるSpeakingやListeningを含む新しい大学入試英語に対応することができるのは、大学入試だけでなく、英会話スクールや通訳案内士といった多方面で英語を使った仕事をしてきた経験があるからです。

これまでのような従来のReading中心で英語を教えてくれる予備校などでは今後の受験対策は難しいところがあります。
また、最近ではネイティブとオンライン英会話をすることによってSpeakingの力を伸ばそうという風潮がありますが、大学受験のことを知らないネイティブと話をしても方向性が異なりますし、そもそもネイティブと話をすることはTalkingの練習になってもSpeakingの練習にはならない場合があります。
CONNECT English Schoolでは、英検をはじめ、GTEC, TEAP, TOEFL,などの試験で点数を取るための指導を行っているという点で、明らかに従来の予備校や英会話スクールとは異なります。

更に、CONNECT English Schoolは学校の定期試験対策も行っています
具体的には、試験2週間前の土日にスクールを開放し、自由になんでも質問できます。
また、代表自らが家庭教師の経験で培った「予想問題」を生徒一人一人に作成します。
前回の定期試験もこの予想問題が当たって大幅に英語の点数が伸びたという生徒がいました。

さらに詳しい授業内容やこれから大学入試英語がどう変わっていくのかを説明会&体験会でお話しています。
こちらの説明会は高校生もしくは中高一貫校の中学3年生であれば無料で参加できます(保護者同伴歓迎)。
説明会には授業の体験会もついてきますので、そこで4技能をどう伸ばしていけばいいかのヒントがつかめると思います。

以下の説明会&体験会の日程をご確認の上、興味のある方はまずはお気軽に教室にご連絡ください。

なお、CONNECT English Schoolはとても小さいスクールになっております。
それは、大手のような全体に向けた授業ではなく、代表が一人一人に目が届くようにしたいという気持ちが第一にあるからです。

そのため、在籍できる生徒数に限りがございますので、お早めにご連絡いただくことをお勧めいたします。

*10月の無料体験会・説明会


10月は毎週土曜日、13時からを予定しています。
参加ご希望の方はホームページの問い合わせから連絡いただくか、connect.koshigaya@gmail.comまでお名前、ご住所、電話番号、通っている高校名、保護者同伴の有無をご記入の上メールしてください

ホームページ→http://www.connect-english-school.com/


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Daily Output Training No.38

2019-10-08 07:00:00 | アウトプット
Hi, there! How are you?
今日も元気にアウトプットの練習をしていきましょう!!
実は今日の問題はちょっと難しいです!
ですが恐れる必要はありません!
アウトプットは「自由」です。
自由というのは、数学の問題のように「A=B」のようなきまった答えがないということです。
つまり、皆さん一人一人の解答があってよいのです。
だから、恐れることなくトライしてみてくださいね♬

それでは、本日の問題はコチラ!!!




Today's question:

Is it necessary for everyone to go to university?【☆☆☆☆】




コメント欄に解答を書いてください!無料で添削します!


みなさんがせっかく考えた英文をそのままにするのではちょっともったいないです。
アウトプットの練習は、考えたものを添削してもらって、正しい英語になったものを暗記して初めてものになります。
そこで、考えたものをぜひここのコメント欄に書いてください!
毎日、数名限定ですが無料で添削とアドバイスをいたします。皆さんの英文をお待ちしております!
高校生ではない方でも、アウトプットを伸ばしたいと思っている方は是非ご記入ください!!




解答例1
Yes, it is. At university or college, students study many subjects that they can't learn at high school while majoring in one particular subject. That means they can be an expert of a certain academic field with a wide range of knowledge of various things.  That can help them create new things into the world.
はい、そう思います。大学では学生は一つの特定の分野を専攻しながら、高校では学べないたくさんの科目を勉強します。それはつまり、彼らが様々な事柄についての幅広い知識をもった、ある学術的分野における専門家になれることを意味しています。それは彼らが世界に新しいものを生み出す助けとなると思います。


解答例2
No, it isn't. People who want to be a cook, for example, should go to a cooking school because they can learn many more things there than university. I also think they should go abroad and learn things that can't be found in Japan and import these things. That can help them succeed in the cooking world.
いいえ、そうは思いません。例えば、料理人になりたい人は、料理学校へ行くべきです。というのは、大学よりもよりずっと多くのことをそこで学べるからです。また、彼らは海外に行って、日本では見つけられないものを学び、そういうものを日本に輸入すべきだと思います。それが料理の世界で彼らを成功へと導いてくれるのではないでしょうか。



解説
「すべての人が大学に行く必要がありますか」という質問ですね!
一見簡単そうな質問に見えるのですが、解答しようとするとなかなか難しい質問だとわかると思います。
おそらく「行く必要はない」という人が多いと思うのですが、それについての具体的な理由、そして大学ではなくどんな選択肢が良いのか、そこまで考えることができ、しかも英語に直せる人はなかなかいないかと思いました。
それゆえ、今回の問題を☆☆☆☆と難しい問題とさせていただきました!

以前も書きましたが、アウトプットの練習で大切なのは、「アイディアを出すこと」です。
アイディア、つまり考えや意見が出ないことにはそれを英語にすることは不可能です。
ですから、まずは考えてみることが非常に大切なのですね。
そして、次に考えたものを英語に直すことです。
この英語にしたものは、できるだけ周りの英語ができる人(学校の先生など)に見せて添削してもらってください。
そして、最後は正しく直されたものを暗唱できるまで繰り返し練習する、という流れです。

ここまでやって、ようやくスピーキングの練習の意味が出てきます!
ぜひ、このやり方で取り組んでみてくださいね!






TwitterにてDaily Output Trainingの質問を毎日絶賛配信中!!


1日1題、質問をTwitterで配信しています!
Twitterの返信機能を使って自分の解答をぜひお書きください!
毎日ランダムにいくつかの回答を無料で解説をつけて添削させていただきます!
高校生の皆さんが通学時間にやれるような手ごろな問題をたくさん用意していますので気軽に参加してくださいね!

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大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行っています。
また、質の高いWritingの課題や、今その効果がかなり広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力向上を目指しています。

代表講師の早坂は、英検1級を持ち、10年以上予備校や塾、家庭教師などで大学入試にかかわってきたベテラン講師です。
これから変わるSpeakingやListeningを含む新しい大学入試英語に対応することができるのは、大学入試だけでなく、英会話スクールや通訳案内士といった多方面で英語を使った仕事をしてきた経験があるからです。

これまでのような従来のReading中心で英語を教えてくれる予備校などでは今後の受験対策は難しいところがあります。
また、最近ではネイティブとオンライン英会話をすることによってSpeakingの力を伸ばそうという風潮がありますが、大学受験のことを知らないネイティブと話をしても方向性が異なりますし、そもそもネイティブと話をすることはTalkingの練習になってもSpeakingの練習にはならない場合があります。
CONNECT English Schoolでは、英検をはじめ、GTEC, TEAP, TOEFL,などの試験で点数を取るための指導を行っているという点で、明らかに従来の予備校や英会話スクールとは異なります。

更に、CONNECT English Schoolは学校の定期試験対策も行っています
具体的には、試験2週間前の土日にスクールを開放し、自由になんでも質問できます。
また、代表自らが家庭教師の経験で培った「予想問題」を生徒一人一人に作成します。
前回の定期試験もこの予想問題が当たって大幅に英語の点数が伸びたという生徒がいました。

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それは、大手のような全体に向けた授業ではなく、代表が一人一人に目が届くようにしたいという気持ちが第一にあるからです。

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