職人魂2

社長の修理日記

ホンダライフ修理事例

2016-07-03 15:20:29 | 修理日記

同業者者で横浜で経営している、尊敬する先輩の

ブログに共感する内容があり、大分前に当社で修理した

ホンダライフをもとに、先輩の一文をお借りして

説明したいと思います。

  

他の工場では交換見積もりをされたそうで、

当社でも、車両保険などであれば当然交換となりますが、

車両保険には加入しておらず、現金修理との事

リサイクル部品(中古部品)を探しましたが、見つかりませんでした

コスモ自動車では、そういう時にこそ喜んで鈑金をさせて頂くところに、

鈑金屋の醍醐味があると思っております

  

丁寧に鈑金作業をしているところです。

経験豊富な職人が、きつく抉られてしまった鉄板を、パテを厚盛りすることなく、

できるだけ薄く盛れるよう鈑金に力を入れております。

そうすることで、鈑金修理の新たな工夫などの発見もでき、クオリティをさらに高めることに繋がるわけです。

昨今これほどのパネルを、鈑金する業者も少なくなったのも時代の流れとも言えるかもしれません

職人を育てるよりもまず、売り上げ主義になっているため、職人の技量に応じた修理以外はできず。

あたかもボキャブラリーの無い人間の世界観が乏しいのと同じ事であり、そこには低く狭い限りがあり

修理限界を低くさせているわけです。

やはり苦労を買わず、楽すして収益を増やすことばかりに囚われていると、技術は伸びない

上の写真ですが、ここまで叩いて鉄板を仕上げる職人はそうそういないと思います

他の鈑金塗装業者は、ビフォー、アフターの写真しかないというのは、

途中過程を見せられないからであります。

保険修理は着工前、着工中、完成写真と三段階の写真が必要になりますので、

当然そういう写真の撮り方を、どこの鈑金屋でもしているはずです。

しかしそういう掲載の仕方をブログでしないということは、

もはや一般にその工程を見せられないと言わざるを得ないわけです。

いくら高い技術だとか、経験豊富なスタッフだといえども、その工程なしで、

何を根拠に訴えられるのでしょうか?

お客様に、堂々と自社の鈑金修理や塗装の経緯を簡単ながらでも、写真で紹介したいと思うのは、

お客様に対する誠意ではないでしょうか?私はそう思います

  

左がパテを仕上げた処で右がサフェーサーを塗って仕上げた処になります。

そして、塗装・・・・・

   

綺麗に仕上がりました。

修理代 税込み ¥160.000円

 

 

 

 

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