私の手首には、
傷跡があります。
実はこれ、20年前の傷跡。
20年前の某日。
私はなぜか勉強をしていました。
宿題かなにかだったと思います。
すると突然、
頭上から猫が降ってきました。
ニャーです。
当時5kgはあったと思われる、ニャー。
そんなニャーが急に降ってきたのです。
ニャーはどんくさい猫だったので、
どこかから落ちたのかと思いました。
だけど頭上にはニャーが乗りそうな場所はないのです。
さて、
では、なぜニャーが降ってきたのか。
答えは私のすぐ後ろにありました。
「ひゃっひゃっひゃっひゃ!」
そこには、
悪魔のような笑い声をあげた、
幼い頃のキャシー。
何を思ったか、
キャシーは私の上からニャーを落としたのです。
驚いたニャーはうっかり爪を出してしまい、
私の手首を切ってしまいました。
ニャーにはなんの悪気もありません。
悪気があったのはキャシー1人。
流れ出る血を見て笑い転げるキャシー。
この頃からキャシーの性格はできあがっていたんですね。
恐ろしい女です、本当に。
傷跡があります。
実はこれ、20年前の傷跡。
20年前の某日。
私はなぜか勉強をしていました。
宿題かなにかだったと思います。
すると突然、
頭上から猫が降ってきました。
ニャーです。
当時5kgはあったと思われる、ニャー。
そんなニャーが急に降ってきたのです。
ニャーはどんくさい猫だったので、
どこかから落ちたのかと思いました。
だけど頭上にはニャーが乗りそうな場所はないのです。
さて、
では、なぜニャーが降ってきたのか。
答えは私のすぐ後ろにありました。
「ひゃっひゃっひゃっひゃ!」
そこには、
悪魔のような笑い声をあげた、
幼い頃のキャシー。
何を思ったか、
キャシーは私の上からニャーを落としたのです。
驚いたニャーはうっかり爪を出してしまい、
私の手首を切ってしまいました。
ニャーにはなんの悪気もありません。
悪気があったのはキャシー1人。
流れ出る血を見て笑い転げるキャシー。
この頃からキャシーの性格はできあがっていたんですね。
恐ろしい女です、本当に。