犬の散歩に行くときは、
ユニクロのUVカットパーカー着るねん。
いつもは、な。
昨日の夕方、
パーカー着るん忘れてな。
黒のタンクトップで出てしもたんや。
肌寒ぅて。
肩から腕からムキムキで、
どこのオッサンや!
って思われる体型やけど、
よくよく見たら胸元スパンコールだらけで、
どこのオバハンや!
って思われるタンクトップ。
まぁ、夜やし大丈夫か、と。
夜って、
車、
ライト点けんのよな。
照らされる照らされる…
小雨もぱらついて、
寒いなぁ…と歩いてたら、
後ろに若い女の子二人組が。
最初はコソコソ話やったけど、
だんだん声が大きくなってきて、
「そろそろニット着たいなー」
って。
絶対、直前まで、
「タンクトップオバハン」
の話してたやん。
まぁ、ええけどさ。
老犬連れてるもんやから、
すぐに女の子らに追い付かれ、
抜かされそうになったとき、
また車のライトに照らされた。
女の子の一人は…
近所に住む姪っ子やった…。
気まずい…
姪っ子に
声をかけない
叔母の優しさ
年頃の姪っ子を想う、五七五。
字余り。