昭和55年の建物で使っている材料は立派なものでした。
今の時代は釘は機械を使って打っていますが、この頃の釘の打ちは大工さんの手打ちです。
なかなか釘が抜けないので床下を下見するだけでも苦労しました。昔の大工さんは手の込んだ仕事されていると思います。
柱を残して解体を進めていますが、この壁を残さないと建物の構造に影響がある、新しい内装に影響は出ないかなど、設計士と棟梁を交えた打合せをしながら進めています。
本日は既存の基礎コンクリートの強度を測り耐震基礎補強、水回りの経路確保の打合せを終えました。
再建築不可の建物は壊すと新しく建てることは出来ません。柱を残してのフルリフォームで対応して甦らします。
古民家再生、フルリフォームに強い設計士と、宮大工をやっていた棟梁がいるからできる仕事です。
新建材を使わず、、、
本物の漆喰〝幻の漆喰〟と、無添加・無塗装・ノーワックスの〝音響熟成木材〟のフローリングに囲まれた生活空間。
新築に見せるだけのリフォームではなく、建物を進化させます。