思えば僕らはデザインの無数の工夫のなかで暮らしを楽しんでる。
例えば一冊の本には一枚一枚のページが集まってる、そりゃそうだ、けれど・・・。その一枚のページには一行一行の文章や一景一葉の絵や写真が集まり、
その一行の文章にはいくつもの単語が重なりあい、
その単語には文字が、その文字には直線や曲線が、さらに、
そのひとつの線には細さ太さや力感や速度感などのニュアンスが集まっていて、
絵や写真には色彩のドットが細胞のように集まっていて、
とバラバラ分解してゆくとまあ、これ実に多様な、仕事・作業・思考・気持ち、の集積であることか。なんて、あらためて思うのでした。
雰囲気の良いギャラリー一面に、
あたりまえに接している身の回りの品々がいっぱい。
それら、身の回りのものを解体してみたら・・・。
そこにぎゅっと詰まっている作業の断片が、いっぱい。
解体された本、解体されたお寿司、解体された紙幣、いろいろ。
デザインという作業の道のりや思考回路を、ちょっと見せてもらえる、というか、あ、、、こりゃすごいなんて、デザイナーなる人たちにちょっと感謝。
『デザインあ展』という、人気の展覧会にて。
仕掛人は、ロッテクールミントガムのデザインをされた佐藤卓さんときいた。(あのペンギン!)同じタイトルのテレビ番組があるからか大人も子どもも沢山。
展示っていうより、見ながら経験できるワークショップみたいでもあり、ちょっとした遊び場でもある感じです。
ひとつの品物。扱いやすさにも、見た目にも、手触りにも、親しみやすさにも、ちょっとした刺激や違和感にだって、デザイン。
それって、気遣いと思考に満ちた大変な仕事なんだな。
なんて、あらためて思うのでした。
例えば一冊の本はどんなふうにつくられるんだろう、例えば一脚の椅子はどんなふうにつくられるんだろう、例えば、例えば、例えば・・・。
想像はめぐる。
要素、断片、細部、さまざまが作用しあって全体を成し、その全体はもっと大きな全体を予感して作用をおこす。
ちょっとダンスみたい。
本のページの一行の一文字、丸っぽかったり角張っていたり、
そのイメージを僕らの網膜が見つめて運動を開始し、物語と僕らの関係も始まってゆく。
次の文字に進んだり前の文字に戻ってみたり、
わかったりわからなかったりを繰り返しながら、
心のなかと外界を結びつけたりしながら、
なにかしら新しい心持ちやらイメージやらが生まれて、
なんだか話したくなったり、なにかしら書き留めたくなったり、
果ては一冊の新たな本を作ってみたり、なんて・・・。
本も、それを収納する本棚も、それが置かれるカーペットも、部屋も、家も、街も、もしかすると人の暮らしあるところ、殆どにデザインがあるのかな。
なんて思えば、世はこまやかな仕事の集まり創意工夫の海みたいなものか。
なんて思えば、見なれた品々への好奇心がむくむく。
波打つ屋根のトタン、家具や機械のカタカタ、弁当箱の仕切りの寸法の割り振り、コインのでこぼこ、絨毯のふわふわ・・・いろいろ。
これ、どうやってつくったんだろ?
どうやって思いついたのかしら?
あ、楽しい・・・。
展覧会HP
例えば一冊の本には一枚一枚のページが集まってる、そりゃそうだ、けれど・・・。その一枚のページには一行一行の文章や一景一葉の絵や写真が集まり、
その一行の文章にはいくつもの単語が重なりあい、
その単語には文字が、その文字には直線や曲線が、さらに、
そのひとつの線には細さ太さや力感や速度感などのニュアンスが集まっていて、
絵や写真には色彩のドットが細胞のように集まっていて、
とバラバラ分解してゆくとまあ、これ実に多様な、仕事・作業・思考・気持ち、の集積であることか。なんて、あらためて思うのでした。
雰囲気の良いギャラリー一面に、
あたりまえに接している身の回りの品々がいっぱい。
それら、身の回りのものを解体してみたら・・・。
そこにぎゅっと詰まっている作業の断片が、いっぱい。
解体された本、解体されたお寿司、解体された紙幣、いろいろ。
デザインという作業の道のりや思考回路を、ちょっと見せてもらえる、というか、あ、、、こりゃすごいなんて、デザイナーなる人たちにちょっと感謝。
『デザインあ展』という、人気の展覧会にて。
仕掛人は、ロッテクールミントガムのデザインをされた佐藤卓さんときいた。(あのペンギン!)同じタイトルのテレビ番組があるからか大人も子どもも沢山。
展示っていうより、見ながら経験できるワークショップみたいでもあり、ちょっとした遊び場でもある感じです。
ひとつの品物。扱いやすさにも、見た目にも、手触りにも、親しみやすさにも、ちょっとした刺激や違和感にだって、デザイン。
それって、気遣いと思考に満ちた大変な仕事なんだな。
なんて、あらためて思うのでした。
例えば一冊の本はどんなふうにつくられるんだろう、例えば一脚の椅子はどんなふうにつくられるんだろう、例えば、例えば、例えば・・・。
想像はめぐる。
要素、断片、細部、さまざまが作用しあって全体を成し、その全体はもっと大きな全体を予感して作用をおこす。
ちょっとダンスみたい。
本のページの一行の一文字、丸っぽかったり角張っていたり、
そのイメージを僕らの網膜が見つめて運動を開始し、物語と僕らの関係も始まってゆく。
次の文字に進んだり前の文字に戻ってみたり、
わかったりわからなかったりを繰り返しながら、
心のなかと外界を結びつけたりしながら、
なにかしら新しい心持ちやらイメージやらが生まれて、
なんだか話したくなったり、なにかしら書き留めたくなったり、
果ては一冊の新たな本を作ってみたり、なんて・・・。
本も、それを収納する本棚も、それが置かれるカーペットも、部屋も、家も、街も、もしかすると人の暮らしあるところ、殆どにデザインがあるのかな。
なんて思えば、世はこまやかな仕事の集まり創意工夫の海みたいなものか。
なんて思えば、見なれた品々への好奇心がむくむく。
波打つ屋根のトタン、家具や機械のカタカタ、弁当箱の仕切りの寸法の割り振り、コインのでこぼこ、絨毯のふわふわ・・・いろいろ。
これ、どうやってつくったんだろ?
どうやって思いついたのかしら?
あ、楽しい・・・。
展覧会HP