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レッドピルか?ブルーピルか?⑧ お金に関して目覚める時

2019-08-23 23:50:02 | レッドピル・お金に関する知識

クリプトKです!

前回は、連銀が民間企業であること、銀行は準備預金制度によって、何もないところから通貨を生み出すことができるというお話をしました。今日はリーマンショックについてお話をしようと思います。アメリカではドットコムバブルがはじけた後、新たなバブルが始まりました。それが最終的にリーマンショックとなってはじける、サブプライム住宅ローンバブルです。ブッシュ政権は経済を活性化するため、人々がアメリカンドリームの象徴でもある、自分の家を購入しやすくする政策をとりました。これにより、景気が良くなってきたのです。

この仕組みは、住宅価格が上がり続けること、購入者は支払いを怠らないことが前提となっているのですが、銀行は住宅購入者が少なくなってくると、支払い能力のない人々に、資金を提供しはじめたのです。NINJA(No Income No Job & Asset)ローンと呼ばれる、収入がなくても、仕事をしていなくても、資産を持っていなくても承認される、サブプライムローンです。たとえ、支払い能力がない人から支払いが滞っても、住宅価格は上がり続けるから、いざとなれば家を差し押さえて、別の人に売ればよいという発想から生まれたものです。そして、支払いができなくなった人で溢れ始めると、資金調達をするため、売れ残った証券化された住宅ローンを混ぜ合わせて複雑にして、良品格付けをして海外にも売り飛ばしたのです。だから、それらの金融商品の中身がゴミだと分かった時、世界中に影響が出たのです。


このサブプライム住宅ローンバブルについて、金融用語を知らない、一般の人々に分かりやすく説明したお勧めの映画が『Big Short-マネー・ショート』です。クリスチャン・ベールやブラッド・ピットといった一流俳優たちが出演していて、マーゴット・ロビーやセレーナ・ゴメスが金融用語を分かりやすく説明してくれます。『マネー・ショート』は、サブプライム住宅ローンバブルに気が付き、ショート(*株価は上がるほうに賭けることをロングと言い、下がるほうにも賭けることをショートと言います)して、利益を上げた、Michael Burry (マイケル・バーリ)やSteve Eisman (スティーブ・アイズマン)達の実話をもとにして作られた映画です。非常に分かりやすい映画なので、まだご覧になっていない方は、ぜひ見てください!

非常に興味深いのはMichael Burry (マイケル・バーリ氏)やSteve Eisman (スティーブ・アイズマン氏)の情報が、最近になって出てきていることです。
これらはスティーブ・アイズマン氏がカナダの銀行やZillowをショートしているという動画です。

Zillowに関しましては、後日、現在のアメリカの住宅状況についてお話しする際に、取り上げようと思っています。
 
マイケル・バーリ氏ご本人の映像ではありませんが、こちらは同氏が所有している株式を紹介している動画です。
次回も引き続き、リーマンショックに関してお話したいと思います。
クリプトK


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