基隆市 - 「雨に霞む港の物語」旅行記
訪問した場所
基隆廟口夜市
雨が降る中でも活気に満ちた基隆廟口夜市は、傘を差しながら楽しむ独特の体験でした。アーケードの中に並ぶ屋台から漂う香ばしい匂いと、地元の人々の笑顔に包まれ、台湾らしい温かみを感じました。
和平島公園
基隆港を見下ろす和平島公園では、海と雨の相性を堪能。霧雨に包まれた岩場と波が織りなす景色は幻想的で、自然の力強さと静けさを同時に感じました。
中正公園
丘の上に立つ大仏像が有名な中正公園。ここから眺める基隆の街並みは、雨に霞んでどこか神秘的でした。大仏の足元にたたずむと、不思議と心が穏やかになる気がしました。
景色
基隆港の朝市
基隆港の魚市場では、早朝の活気ある光景が印象的でした。漁師たちが新鮮な魚を次々と運び、地元の人々が熱心に買い物をしている姿が生き生きとしていました。雨の港に反射する灯りが、どこか映画のワンシーンのようでした。
店舗と食事
基隆の老舗レストラン「阿成海鮮」
基隆港から仕入れた新鮮な海鮮料理を提供するレストラン。蒸しエビや焼きホタテが絶品で、特に地元名物の「奶油蟹(バタークラブ)」はクリーミーなソースが蟹の甘みを引き立てて最高でした。
ローカルカフェ「雨の窓」
港を見渡せる小さなカフェ「雨の窓」では、基隆特産の紅茶と地元のパイナップルケーキをいただきました。雨音を聞きながらゆっくり過ごす時間は、この旅の中でも特に心に残る瞬間でした。
宿泊したホテル
基隆ハーバービューホテル
港を一望できる絶好の立地のホテルに宿泊。雨に濡れた夜景が窓越しに美しく、静かな部屋でゆったりとした時間を過ごしました。ホテルスタッフの親切な対応も好印象でした。
感想
基隆市は雨と共存する街。その雨がもたらすしっとりとした雰囲気が、基隆の景色や文化をより魅力的にしていました。雨の日だからこそ楽しめる港町の風情を存分に味わい、忘れられない旅になりました。また、基隆の人々の温かさが心に残り、この街が持つ独特の魅力を再び探しに訪れたいと思いました。
写真家 城浩史
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