小さなボクの小さな幸せ

何かと慌ただしいこの時代だからこそ…大切なのは毎日の中に隠れている「小さな幸せ」!

【お話したいこと? 〜聞いて良かった話〜】

2023-11-18 | 1 まなび

家に保険の方が来る

14年ほど前に変額終身保険を
契約した時の方から
「お話したいことがありまして…」と
連絡があったのは先月のこと。

毎年、この時期に
カレンダーを届けていただいたり
していたのですが
わざわざ「お話したいこと」?

みなさん、どう思われますか?

・担当者が変わるのかな?
・追加で商品を紹介されそう・売られそう
(ざわざわ… ^^;)

いろんなことを考えていたのですが…
結果としては
「お話がうかがえてよかった」となりました。

今日のお話は
・14年前に契約した保険がどうなっているか
・今後の運用について

14年前に契約したのは変額終身保険。

ご存知ない方のために大まかな説明をすると
変額終身保険とは
死亡保障など普通の保険の機能もありながら
積立を運用する保険です。

例えば保障が1000万円として
積み立ているお金の運用益がプラスになれば
その運用益が解約返戻金や保障のお金に
上積みされるというシステムです。

保障が1100万円とか、
1200万円とかにもなります。
上積みされた部分を
現金として手に入れることも可能です。

もし運用益がマイナスになったら。
もちろん運用益はゼロなので
手に入れることはできませんが、
基本保険金額はマイナスとはなりません。

保険に入りながら資産形成ができる、と
紹介されることがある保険です。

実際、この14年間で
かなりの実績を上げているので
資産形成としてはとても役立っていました。

まず、今の保険の運用実績や
保険の内容についての確認がありました。

今回「お話がうかがえてよかった」と思ったのは
その後にあった「今後の運用について」。

やっぱり新しい保険の提案(変額個人年金)では
あったのですが
税金のことと関係していたので
「プロに聞いておいてよかった」という内容でした。

先ほどのように
保険で運用益を得たとして
その利益を現金として手に入れる場合。

①一時所得となるので
1年に50万円以上の場合は
「50万円を超えた分」について
その半分が税金となります。
(パッと読んでわかる人、すごい。
ボクは何度か聞き直しました^^)

例えば(そんな人いないと思いますが)
51万円を手に入れた場合。
51万円−50万円で1万円について
半額の5000円が税金として引かれ、
50.5万円を手に入れることになります。

② ところが、ケースによっては
50万円以上を手に入れても
課税されないことがあります。

実際に、
銀行に預けるように
変額個人年金保険にお金を預けて
運用益を上げている かつ
①、②の形で運用益を非課税にする方法を
使っているので銀行からお金を下ろすのと
同じようにお金の出し入れをしている方の例も
教えていただきました。
(怪しく感じるかもしれませんが、
①と②の制度を組み合わせているだけ。もちろん合法です。)

強いていうと
保険の運用益を引き出す際に
書類でのやり取りが必要となるので
銀行のように即日引き出せない。
(やり取りにもよるが10日〜2週間かかる)というのが
最大のデメリットです。

ちなみにボクは
細々と株式などでの運用をしています。
NISAなど特別な枠を使わなければ
配当金についても売買の結果得た利益についても
それぞれ配当課税、譲渡益課税が
基本的に20%ほどかかります。

もちろん税金は
決められたシステムの中で
適切に支払うものなのですが。

制度をしっかりと知っていると
非課税になることもある。
その制度は賢く使おうと思いました。

プロにお話を聞くって
本当に大切だと感じた1日でした。


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