初めまして。
埼玉県北部の片田舎で「古民家カフェ・大門家(だいもんち)」をオープンいたしました。
「だいもんち」とは・・・昔からの屋号です。
ウオーキングやお花見、散歩、さざえ堂の見学などに来ていただく方に
休憩したり食事をしたリする所が今までありませんでした。
地域活性化の為の要望もあり築102年になる実家の養蚕住宅に手を入れて
約半年かけて整備してきた古民家で手打ちうどんとカフェのお店を開くことになりました。
子供たちが家を離れた40年前に両親が2階とリビングダイニング、お風呂などを
リフォームして暮らしていましたが1階の座敷部分は昔のままです。
父が亡くなり母が一人で10年以上暮らしていましたがその母も昨年亡くなりました。
そこで地元から白羽の矢が立ったようです。
随分痛んでしまいましたがそれでも造りがしっかりしているので十分使えそうです。
座敷部分はそのまま使用しリビングダイニングだったところは
解体し厨房とテーブル席になりました。
何しろ初期投資にそれ程かけられないので
電気工事、水道工事以外はほとんど手作りとなりました。
地元の元大工さんという方も手伝ってくださいました。
出来上がりは手作り感満載でそれもまたいいでしょう~
「大門家の出来るまで」
壁を貼ったり床を貼ったり・・・
厨房は業務用の冷蔵庫や流しのセットなどが設置されました。
大工仕事が進む中、庭も手を入れなければなりません。
長い垣根の剪定
庭木の剪定と敷石の整備、除草作業
そして・・・
毎週末通い2ヶ月半かかった網戸、欄間、障子の張り替え
網戸9枚
欄間36枚、障子22枚~~ふぅ~~
剥がして
洗って、乾かし貼ります。
貼り換えた後は何とも気持ちの良い・・・
3倍明るくなると書かれていた障子紙を使ってみました。
この貼り換え作業は2ヶ月以上かかりました。
看板も手作りです。
家で作っていた時には大きいと思っていたのが掛けてみたら「あれっ!」
テーブル席も出来上がりました。
テーブル、ベンチ、ドアなど全て手作りしました。
換気もソーシャルディスタンスも保つようにしています。
暖簾も縫って名前をステンシルしました。
玄関前の敷石も整備し6月10日にオープン。
緊急事態宣言により予定より2か月遅れのオープンになりましたが
お蔭でその間、味の研究やゆっくりと準備が出来ました。
オープンから2ヶ月、ありがたいことに
沢山のお客様に来ていただき素人ながら頑張っています。
頑張りすぎて疲れが溜まったところで現在は夏季のお盆休暇を
とらせて頂いております(10日~18日)
急に暑くなり休暇明けを心配していますが19日より営業再開の予定です。
暑くて食欲がなくなった時には是非冷たい麺を食べにお越しくださいませ。
お待ちしております。
埼玉県本庄市児玉町小平
「古民家カフェ 大門家」
定休日:月・火
営業時間:11時~14時(売り切れ次第)
夜は予約のみとなっております。
☎0495-72-5706
今後ともよろしくお願いいたします。