残念ながら一緒に依頼したティソのナビゲーターは修理不能で先に単独戻ってきちゃったので、ちょっとドキドキしながら開封。ピタッと止まってしまっていたので単純なゼンマイ切れだと思うが、機械式時計の宿命とも言えるオーバーホールと一緒に依頼。おぉ〜まさに新品仕上げ?中外とホント綺麗に仕上げてくれるから嬉しいし、値段なりの仕事をしっかりとこなしてくれるので安心して任せられるショップだ。
もちろん、原因であった切れたゼンマイもしっかりと同封してくれる。うん、2ヶ月ぶりの再会だが、やはりこの時計の面構えカッコイイよね。黒と赤のビビットカラーがホント痺れる。
機械式腕時計7大機構と言われる「クロノグラフ、トゥールビヨン、永久カレンダー、ムーンフェイズ、レトログラード、パワーリザーブ、ミニッツリピーター」のうちのレトログラード機能はフランス語で逆行を意味する言葉で、扇形に運針して、終点に到達すると瞬間的に始点へとフライバックして再び動き出すという複雑機能だ。特に秒針でやるこのトランスアメリカはまさに芸術レベル!上記した通り秒針が1〜30秒と31〜60秒で引き継ぎながら扇型運動し、瞬時に戻るんだもんすごいよねぇ〜。無事復活してくれた。早速、週明けに出動だ!