毎年11〜12月しか食べられないとびきりのおでんがあるのだ。どうしても年内に食べておきたい!っと気合い十分だ。
チェックイン済ませたら急ぎ店へ。やっぱり当日事前受付ですでにもう〜すごいことに、結局「20時頃になりますがいいですか?」っということで、順番になったら電話もらうことに。
まぁ〜こんなものだろうと一度ホテル戻って仕事だ。意外と仕事1段落させられて良かったかも?待つこと1時間ちょっとで連絡入り改めて店へ。
それが金澤おでんの名店の1つ「菊一」だ。ほぼ1年ぶりの再訪。う〜ん、ワクワクしてテンションアップしてきたぞぉ〜。
まずは生ビールで落ち着かせよう!くぅ〜美味ぇ〜!!おいおい、店内はもちろん超満員で、俗にいう思い切り密状態。カウンター席もお隣と肩くっつくほどなのでこの雰囲気多少好き嫌い分かれるかもね?自分は嫌いじゃないけど。
まずは小手調べ的に金澤おでんの代表格とも言える赤巻とくるま麩からスタートだ!
地味なんだけど金澤おでんの2大スターだからね。自分的にはどうしても忍者ハットリくんのほっぺにしか見えない赤巻だがこれっ蒲鉾ね。もちろん普通に美味いし、車麩は熱々で危険?その分出汁を思いきり吸って旨みは申し分ない・・・ホント美味いんだよなぁ〜。
ここで牛すじ煮込みとどて焼きの出番だ。やっぱりこの2つは外せないでしょ。どちらも酒飲みの必須メニューと言えるし、もちろん安心安定の美味さだもんね。
更にやや早めだがここで冷酒にスイッチ。まずは人気の手取川ね。北陸来るとやっぱり地酒なんだよね。美味ぇ〜!
続いては大好物の梅貝だ。とにかくこれっ食わずにはいられない。それほど美味いのだ。とにかく立派なサイズでコリコリ感がたまらない上に、肝の濃厚さも含めて最高なのだ。
ここで満を持して今宵の主役の登場だ!それが金澤おでんの冬の風物詩・蟹面だ。北陸自慢のズワイガニの♀は福井ではセイコ蟹,石川では香箱蟹と呼ばれ、高額な♂は避けて地元人はこの雌蟹を愛食しているのだ。
今や金澤おでんの冬の顔となっている蟹面はここ菊一が発祥と言われているのだ。北陸の♀蟹は12月いっぱいで禁漁になるので今しか食えないからね。
豪快な♂のズワイガニもいいが、1度食すと♀蟹の虜になること間違いない。っというのも蟹身、内子、外子、更に蟹ミソと蟹の美味さを全て頂くことができるからね。
特に内子の濃厚さと外子のプチプチ感がたまらんのだ。でも個人的にはやっぱり内子と蟹ミソの濃厚さだよなぁ〜。これぞっ冬の金沢の味だ。あぁ〜食えて大満足。
更に蟹面食べ終えると甲羅酒のサービスがあるのだ。蟹ミソ等あえて残しつつ熱燗を注いでもらうと極上の蟹スープの完成だ。う〜ん、最高の出汁が出ていて完璧!お代わりしたい程だ。
ここで勢いに乗って冷酒お代わりだ。お次は同じく手取川の大辛口という純米酒といこう!おぉ〜これも淡麗で極旨だ。あぁ〜酔えそう?
よしっラストスパート?っと必須とも言える玉子&大根!更に季節限定のぎんなん&加賀れんこん団子、そしてだし巻き玉子だ。あぁ〜食ったぁ〜。おでんってちびちび食うので意外と腹膨れるの早い?
繰り返すがやっぱり年内にこの蟹面だけは絶対に食べておきたかったので大満足だ。っというかひと安心?さて、明日は午前中金沢で挨拶回り、午後は福井へ移動だ。福井の冬の幸もやっぱり蟹かな?うん、楽しみだ。
あぁ〜金沢の夜を満喫できました。ではビジホ戻って残った仕事だ。頑張ろうっと。ご馳走様でした。
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