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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「グラスホッパー」伊坂幸太郎

幸太郎氏、初のハードボイルド作品?
あの幸太郎氏が殺し屋たちをどう描くのか?まるで想像がつかず、興味津々。殺し請け負い人の「蝉」、自殺屋の「鯨」をはじめ押し屋、劇団等、様々な殺し屋家業が登場してくる。とりあえずこういった殺し屋たちが実在するのか?どうかはわからないが、いかにもいそうに感じてしまう。そして幸太郎流の殺戮描写もテンポ、スピード感共に悪くない。特に、どんな相手も自殺に追い込むという自殺屋「鯨」に絶望のどん底へ追い込まれていくシーンは静かな恐ろしさがある。
元々構成や展開には定評があるだけに、こういったハードな作品は個人的にはWelcomeだ。過去の傑作と比べても個人的には高評価だ。こういった作品をどんどん世に出して欲しいものだ。

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