決戦の場は新栄の名古屋のデカ盛りの名店としてマニアの間では知らないものはいない「めん処 吉野屋」だ。
今日も惜しまれながら閉店されたデカ盛り聖地の「カフェテラスダッカ」さんにいた看板娘が出迎える。よぉ〜っし気合い入ってきた。以前人気TV番組「オモウマい店」で紹介されてからは人気も今や全国区とも言えるが、12時前に入店したのでスムーズインできひと安心。
店内の壁にはぐるーっとメニューが貼り出されていているが、名物の冷やしころカレーうどんやえっ〜?っと思われるかもしれない冷やし味噌煮込みなど、名物化しているユニークメニューがそれは多く存在しているが、それだけでなくデカ盛りの人気店だけにボリュームも半端ない恐ろしい店でもあるのだ。
そして本日の決戦の相手が夏の名物「ピッチャーころ」だ。
見てよ!この暴力的な姿を・・・ジョッキじゃないよ。ピッチャーだからね。もうね、片手では持ち上げるのキツい程の堂々たる重量感だ。
その上、これでもかっと遠慮なくどっぷりと麺を入れこんでくれてるんだよね。そこは少々手抜きしてもらってもいいくらいなんだけど、ここのご主人はデカ盛り職人?お客が喜ぶことを毎日考えているというくらいのサービス精神の塊のような方・・・それが少々逸脱しちゃってタガが外れちゃってる気がするけど?
この1.2盛りで麺約1kg、普通が500g、中盛りが2kg、大盛りが3.2kgと普通じゃ考えれらない設定だ。
いざっ男の勝負だ!気合い入れてうどんを啜る・・・啜りたいのだが重くて麺を引きずり出せない・・・箸もたわみそうな程。でもね、うどんはホントにモチモチで美味しいのだ。軽快にうどんを食べ進めると、ようやく二の矢とも言える蕎麦が顔を出してきた。
店ではトリプルプレーっと読んでいるが、要は3層構造になっていて、上からうどん、そば、きしめんの順でこれでもかっ詰め込まれているのだ。まさに麺類のオールキャスト?
よしっ蕎麦は大好物だ。かかってこ〜い!ところがこの蕎麦もコシがあってすごく美味い!更にここで海苔を半分投入し若干の味変を加えると、おぉ〜ペースアップしてきたぞぉ〜!
おいおい、ここまでは昨年より全然順調?すごくいいペースだしまだ全然余裕あるぞぉ〜。
過去の経験からこの最後のきしめんが厄介なことはよ〜くわかっている。ここのきしめんはペラペラの柔いタイプではなく、厚みのある太系でバリバリの食べ応えある系なのだ。これが最後の最後にじわじわとダメージとなってくるのだ。
更にピッチャーは深いのでここで菜箸の出番。でもどちらにしろ食べにくさは半端ない。これでペース落ちちゃうと勢いで食ってきただけに急激に失速してきちゃうんだよ。
更に完全なころなので(ころって冷めたいかけのこと)、当然ながらひたすら麺だけを啜ることになるためこれだけの麺の量だと正直飽きてくる。だからこそっここでネギと生姜、海苔を全投入で最大限の味変作戦だ!
う〜ん、生姜がいいアクセントになって、テンション上がってきたぞぉ〜。あともう少しだ・・・もう少し・・・頑張れ俺〜!負けるかぁ〜!!
格闘すること約20分・・・俺は勝ったぁ〜!無事完食だ。うぅ〜げっぷ出そう?流石に汁まではご免なさいだ。歳とるごとに食も細くなっていく・・・それが自然なことなのだろうが、まだまだ歳のせいにして老け込みたくない?って変なプライド?意地?悪あがき?
でも、とりあえず今夏も勝利しまさに自己満足!いやぁ〜満腹感も満足感も半端ない。これでたった1000円だからね。う〜ん、午後の仕事に影響でそうな程苦しいんだけど?うぅ〜ご馳走様でした。
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