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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「手紙」東野圭吾

何だろう、東野作品の作品名って何かもの悲しいというか?
特にこの「手紙」のようにさりげない単語のみの表題はホント心打たれる予感がしてならない。
予想通り、すごく重い作品だった。
思わぬことから殺人を犯してしまった兄・・・身内が犯罪者という宿命を背負い続ける弟。
当の本人ではない弟までが、償い続けなければならない犯罪者の身内の残酷な現実を東野風にもの悲しく書き続けられて行く。
この作品を読むと、犯罪というものの重さを感じることができる。こういった作品こそ、中学生くらいの夏休みの読書課題にすれば良いのだ。いかに1つの犯罪が、自分以外の人にまで影響を及ぼすか?を知れば良い。
全体の流れは予想通りという運びで行くが、ラストはこう終わらしたかぁっと微妙な感覚。しかし、どう締めくくるにもホント心苦しいが好きな作品だった。若人たちにぜひ読んでおいてもらいたいものだ。

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