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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「浪速少年探偵団」東野圭吾

1889年発行の東野氏の初期作品だ。元気な大坂人のしのぶ先生は小学校の先生。しのぶ先生とその教え子たちとの、大阪の下町を舞台にした、笑いあり、涙ありの連作短編推理作品だ。
正直、内容は全て大阪弁。なんだろう、やはり大阪弁の小説ってどうも軽く感じてしまう。でなくても短編集なのでよほどの作品でないと、重厚さにかけてすまうのに、大阪弁が加わるとよりその傾向が強まってしまって仕方ない。
まぁ~思いっきり娯楽作品に仕上がっている。直木賞作家の東野作品として期待して読むとかなりがっかりするかも?軽い雰囲気で手にして欲しい。
しのぶ先生は美人で、刑事との恋沙汰やその恋敵の登場等、ストーリーに目新しさはまるでない。クリスマスケーキに凶器のナイフが入っていた「しのぶセンセのクリスマス」なんかは中々面白かったが、好き嫌いはある作品ですね。

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