ひな菊の丘から

ちいさいもの写真

洋裁を生業にしていた母も、80歳を過ぎた頃から仕事はセーブするようになり、(それでもまだやっていた)とうとう、数年前に引退を決めた。でも昔から手先を使って何か作ることが好きだったようで、妹が勧めてみた手作りの月刊誌(ようあるでしょ?毎月すこーしずつ部品が揃って、お城が出来たりドールハウスが完成したりする奴。でも最後まで続けた、って人見たことないけど。)で、粘土細工を始めた。そのついでに妹も粘土の小物を創り出して、いっときは実家のテーブルに新聞紙が敷いてあり、その上にはこれでもかと作りかけの食べ物やら百均で買ってきた木材やらが拡げてあった。毎月の本に粘土と絵の具が付いたキットが増えるにつれ、飾り棚のパンも増えてきた。

私もここでは何度も書いてきたように、小さいものが大好きで、かつてはドールハウスに手を出し、自分で家具や小物を作ったり、キットを買ってお店を作ったりしていた。今ではそのかけらが残っているだけとなってるが、母と妹があんなにのめり込むとは、さすがに血筋なんだろうか、とも感じている。

パンとかケーキを作るシリーズだったらしい。ケースは100均のものも併用してるようだ。




ハンバーガーがおいしそうだった



元々の母のコレクションたちと一緒に並んでいるのでサイズ感は伝わるだろうか、ほんとに小さい。



後ろにあるのはシュタイフのコレクション、この熊ちゃんたちには、ちょうどいい大きさかもしれない。手前のお皿にあるのは、苺大福、お団子、どら焼き、草餅など和菓子が並んでいる。



パフェ類とかキッシュなんかも仲間入りしてきた。



もう、飾る場所がなくなったから止めたのかと思ったが、実はそうではなくて、キットの内容がしょぼくなってきた(粘土以外はほとんど前の使いまわしになってきてたらしい。絵具なんてほんのちょっとしか使わないし。)のと、たいがい作り尽くしたと思ったようだ。



さて、次は何を作るんだろう、ちょっと眼も疲れるようになってきた、と言ってたので難しいかなあ。



因みに、私が小さいもの好きになった最初のきっかけは、母と一緒に行った阪急百貨店のおもちゃ売り場で、当時多分珍しかったミニチュアの家具(テーブルと椅子だったかなあ)を買ってもらったことだと記憶している。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「てづくり」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事