他には何も予定のない週末だったのだが、土曜日に相方はブラックバス様の姿を拝みに行き(拝めたのかは不明)私はネットを駆使して宿の手配とか新幹線の予約とか(私がどんくさいのとパソコンがもっとどんくさいので、なかなか進まなかった。)をしていた。日曜は、夕方まで私はフリーよ、と言ってたら、突然相方がバンド仲間のお兄さんのライブに行くわ、と言ったので心の中で「よしよし」と頷いたのだった。あの人たちのライブ行くなら絶対帰りは遅い、だから晩ご飯の支度しなくていいもんね。
たのしみにしていたコウスケさんのライブ、ねいろかふぇでなかったらこんなに通うことはなかったと思う。そもそもほとんど知らんかったし。でもいっぺん聴いたらクセになる、というか磁力があるというか・・・。余裕をもって30分ほど前に到着、いつもご一緒するM子さんはいなかったけど、Yきちゃんがいた!久しぶりだったのでSNSで見たお互いの消息を話す。
そうこうしているうちに時間になりライブ開始。始まる前に、ママK子さんが「今日はおひとり以外全員女性のお客さまですよ」と伝えたところ、開始早々のMCで、「今日は女性率が高くてとてもいいです。もう50年以上やってるけど、こんな美しい女性に囲まれてのライブは初めてちゃうかな。」と一発ジャブをかますコウスケさん、更に「女子大生やんな」客席からは苦笑しか聞こえてこなかったけど。1曲目は『Soul Mateから』。その後、先週解禁したので、これから9月過ぎまで、夏の歌を毎回歌う、と『Oh My Endless Summer』
前の日に、谷六のHarmonyでライブがあったとのことで、渋谷毅さんの話をひとしきり。昔はすごいラリパッパで危ない人やと思ったけど、聴いていると派手なことをしているわけではないのに、ただそこに音楽がある、という至福の時を味わったそうだ。その渋谷さん作、由紀さおり歌、でお馴染みの『生きがい』多分あまりカバーは歌われないと思うのに、この曲はここでもう3回目聴いたんじゃないかな。とてもすてきな歌であることは間違いない。
ハンク・ウィリアムスがお好きというのは前も聞いたかな?もし自分が誰それやったら、どんな風に作るかな、と考えながら曲を作る、なのでこれはハンクやったらこんな風に作るかな、と思って、と始まったのは『切ない恋は』
歌の後、ハンクをモデルの映画(クリント・イーストウッド監督主演)はとてもええ映画やのに、全くヒットしなかったという話をされた。邦題がセンチメンタルアドベンチャー、原題はHonkytonk Man、こっちの方がわかるやん。アマプラのレンタルで見られるらしいのでチェックしておこう。
次はアリさん作曲の『見上げる星空』これも新しい作品なので、ここでは何度も聴かせてもらった。1stはその後、『たとえば』で終了。
これはいつものネタ帳、青いノート。名刺入れみたいやから、差し込み式で入れ替えられるようになってるのかな。
2ndの開始も、センチメンタル・アドベンチャーの話から始まり、映画をある年には180本くらい見たそうだ。いつか映画を撮りたい気持ちもあったのだとか。映画話がしばらく盛り上がり、で、最初の曲は『Rain Song』
『愛さずにいられない』、『大阪も雨に沈んでいるかい』、『Hey Girl』(これは、キャロル・キングみたいな曲を書きたい、と思って作らはったそう)、『地平線』(歌詞が多いのでギリギリ覚えてて良かった、そうです。)、『心のはなし』(あるきながら頭の中でギターも使わず完成した曲、これ好き。)、『水の重さ』、最後は53年間の中でこんなに美女に囲まれたのは初めてで、思い残すことはありません、と言いつつ『クロージングタイム』
は~、終わっちゃった。
おお~!!コウスケさんの隣にうちのフライヤー、そういえばこの前に来た時、ここだけ空いてて、慌ててデータを送ったんだった。
いつもカウンターの端にはお花が置いてある。スマホで見たらエゾ菊、となっていた。
これは、いつもは大きな鉢で下に置いてある、くるりんとした葉っぱ。なぜか水に挿してあったので聞いてみたら、大きな鉢に植え替え中で上に置いてあるのだそうだ。
ご飯のしたくをしなくていいので、私もここでいただいて行こう、カレーがあるのは珍しい。スパイスを利かせてあるそうだ、美味しかった。サラダのドレッシングもコーン味で珍しい。
カウンターのYきちゃんも食べてたのだけど、こっち側にならんだ私たちが面白い、とK子さんが撮ってくれた写真。
今回も楽しいライブだった。楽しい、って表現したらアカンやろか、でも楽しかったんだもんね。
※タイトルでルーティンって書いたけど、ここでのコウスケさんライブ、次の8月も10月も行けないのだった・・・でも7月は行く、珈琲飲みに。