過ぎし日の思い出

 

　本日ののほほん生活記

　２０２０.１０.３１ （土）  靄曇り　気温 22.6℃ 湿度 40% 北北東 2.6 m 軽風②

運輸省は28日、国内の空港利用者全員に、11月28日以降、接触者追跡のための携帯電話の
アプリケーション利用を義務付けると発表した。　同省のフェイスブックページによると、
アプリの名称はＴＲＡＺＥで、フィリピン港湾庁（ＰＰＡ）とコスモテック・フィリピンズ社が共同開発した。
アップルやサムソン、フアウェイなどのスマートフォンにダウンロード後、指示に従って個人用アカウントを
作成するよう求めている。（岡田薫）             　　　　　　2020.10.31. （マニラ新聞から）

 

　私は毎日我が家から、タガイタイの、シンボル的山で在る、パラス展望台を、眺めて生活して、

居りますが、此の山は、Mt.ゴンザレスと云う、名前で在る事は、義弟（ダンテ）から聞いていた。

　いかつい名前ですが、此処の山頂に、戒厳令を敷いた、独裁政権者、マルコス元大統領が、

山頂を削り、平に均して、別荘を創り創めたのです。勿論戒厳令下、付近に立ち入る事も、

出来ませんですが、妻の家の、台所の小窓から、隠れるように、眺め亡義父の、注意を受けながら、

眺めた古い記憶が、在るのです。誰がマルコス政権に、通じる者か、スパイが横行する、時代でしたね、

此の工事の最中、工事中のブルドーザが、２台も落下し、山に住む、精霊の祟だと、

騒いでいたのです。その後渡比する度毎に、気に成り、眺めるのですが、一向に完成は、

しませんでしたね、そしてそれかずっと、後年ですが、ピープル革命が起き、長年続いた、独裁政権に、

終わりが訪れたのです。マルコス元大統領は、アメリカ合衆国、ハワイ州に、亡命したのです。其の後、

此の未完成の、別荘は、タガイタイ市の、管理の下に、一般に、開放されたのです。此の山の、

展望台からは、タール湖は、無論ですが、晴れた日には、遠くマニラ首都圏の、近郊付近迄、

見渡せるのです。展望台は、外界を見下ろすものですが、私は我が家から、毎日展望台を、

見上げているのです。タガイタイは、タール火山の、外輪山付近に、開発された、標高５百ｍから、

７百ｍの、高地ですが、此処からは眼下に、フィリピン一深い、タール湖に、浮かんで見える、

タール火山が、本年１月１２日に、噴火致しましたが、其の頃の、火山灰に拠る、白い景色も、

徐々にですが、戻って来るのですね、本日は、噴火前の、景色をご覧下さいませ、我が家の前の、

パラスの展望台も、くびれたへんてこな、山でしょう。我が家からは、富士山型に、見えるのにね、（笑）

雲が掛かった山は、妖精マリアの住むと云う、マリアマキリン（ラグナ州）です。タール湖に、無数の生簀は、

テラピア（いずみ鯛）そして、フィリピンの国魚（バゴス）ミルクフィッシュの養殖生簀ですね、此の湖には、

海水魚の、シマアジや、タウリリス（イワシ類）の生息しているのです、過去の火山の噴火に拠り、

海へ続く、入り江が堰き止められ、塩水湖が、淡水湖に変わり、閉じ込められた、海水魚の、子孫ですね、

　本日の起床は、午前５時でした。そのまま、寝床から這い出し、外の夜明けを、観察していると、

突然のベルの音に、俊敏に反応致します。慌ててて目覚し時計に、手を伸ばしました。未だまだ動ける、

もう少し、生き延びられますね、本日も、好い日で在って欲しいと、パラスの山に、願掛けです。m(__)m

　　フォトチャンネル　　マニラ新聞