每日眺めるパラスの経緯

 

　本日ののほほん生活記

２０１８．１１．２２（木） 午前６時００分　靄曇り　気温 22.3 ℃ 湿度 55 東北東 7.0m 和風④

首都圏パサイ市の比国際会議場（ＰＩＣＣ）で21日、第６回比日経済協力インフラ合同委員会が開かれ、
第４期パシッグ・マリキナ川河川改修事業と南北通勤鉄道延線事業の交換文書が署名された。
両事業での支援総額は約２０６０億円。また、マニラ首都圏の南北約35キロを結ぶマニラ地下鉄事業の
施工管理契約も結ばれた。（伊藤明日香） 2018.11.22（マニラ新聞から）

 

　私の暮らす、タガイタイ市は、タール火山の、外輪山付近に、開発された、処ですが、我が家からは、パラスの展望台が、

見えるのです。此の山は、義弟（ダンテ）から、Mt.ゴンザレスだと、聞いて居ります。私が初めて、此の山を、見たのは、

妻の家からでした。４０年前頃ですが、此の山頂に、時の独裁者、マルコス元大統領が、別荘を創り始めたのです。

　台所の、小窓から、隠れて覗くのですが、山頂に向かう道路は、数箇所の、ゲートが設けられ、人々は、近づく事も、

出来ないのです。家の前の道路さえ、酒に酔った、兵隊が、銃を撃ち鳴らして、歩くと云う、戒厳令下の、夜間外出禁止の、

最中でしたね、銃の乾いた、『パンパン』との、音が心に残りました。其れまでは、『バンバン』と云う、映画での、音しか、

印象が、御座いませんから、余計不気味でしたね、家族中が、音を出さぬように、身を潜めるのです。此の頃、山頂を、削る為の、

ブルドーザーが、二回も落下したそうです。山に住む、精霊が、邪魔をしたと、語って居ましたね、その後、

独裁者マルコス大統領の、政敵と云われる、ベニグノ・アキノ、上院議員が、亡命先の、アメリカから、大統領選出馬準備の為に、

帰国するのですが、帰国したら、殺害すると、予告を知り、何事か起こるとの、予測を知り、報道機関は、事の成り行きを、

見つめて居たのです。全世界に、実況され、更には、ニュース報道で、事件を知り、世界中から、衝撃の声が、届いたのです。

　帰国した、ベニグノ・アキノ上院議員が、マニラ国際空港にて、射殺されたのです。此の事件が、きっかけになり、大統領選挙に、

出馬した、遺族の、コラソン・アキノ夫人の、得票数が、不正に操作された事から、教会の、枢機卿の、呼びかけに、怒った庶民、

１００万人が、エドゥサ道路に、集結して、ピープルス革命が、起きたのです。マルコス大統領は、アメリカ.ハワイ州に、

逃亡したのです。タガイタイの別荘は、未完成の侭、放置され、その後、タガイタイ市の、管理の下に、一般に、公開放されたのです。

　此の頃の名前は、ピープルスパーク.パラス.イン・ザ・スカイでしたね、本日のフォトチャンネルは、隣村、トレンティーノ.

バランガイ（最小行政区）からです。パラスの展望台も、眺められるのです。牛も居ますよ、バナナも、パイナップルも、（笑）　

　ニノイ・アキノデー8月21日－暗殺から30年、事件を振り返る－          フィリピン　独裁政権　事件の解決

 

　本日の起床は、午前５時でした。夜明け前の空は暗く、暫く夜が明けるのを、待って居るのです。そう云えば、就寝前ですが、

雨も突然降りました。ビサヤ地方には、台風が在るのですね、天空が幾分、乱れて居るのですね、私は夜が開けだした、

午前６時に、屋上へ昇ります。風が幾分強めでした、身体が蹌踉けるので、手摺りを強く握ります。早く終わらせ、炬燵に、

潜りたい心持ちですが、残念ながら、炬燵は、我が家には、御座いませんね、背中を、丸めて寝る、猫が羨ましく、思えた、

一瞬でしたね、相変わらず、暇そうな、サボン（軍鶏）が、啼いて居ましたね、m(_ _)m

　◎　デジブック