法善寺横町

 

　2012年11月14日のマニラ新聞から

軽飛行機墜落事故
事故原因は整備不良によるエンジン故障と操縦士の判断ミス。安全性審査で不正も

ロブレド前内務自治長官ら３人が死亡した双発軽飛行機の墜落事故（８月18日発生）で、
政府は13日、整備不良によるエンジン故障と操縦士の判断ミスが原因との
調査結果を公表して、事件性を否定した。整備不良を引き起こした背景には、
機体の安全性を審査した民間航空局（ＣＡＡＰ）による証明書の不正発給や
整備体制の不備があったことも確認された。今後は、
事故機を審査した同局担当官らの責任追及に加えて、
航空業界全体の安全性を支えるべき同局の審査が、
適正に行われてきたか否かの確認が焦点となる。
 
　調査結果の要旨は、マラカニアン宮殿で開いた記者会見で、
アキノ大統領自身が公表した。続いて、調査委員会（９人構成）のソライマン委員長が
原因の詳細を説明した。

　同委員長によると、最大の原因は、操縦士＝事故で死亡＝の判断ミスと
緊急事態を想定した訓練不足。主なミスは、ビサヤ地方セブ州のマクタン空港離陸から
23分後、右エンジンが不調になったにもかかわらず、同空港へ引き返さなかった点。
同委員長は「エンジン停止は離陸60分後、墜落は77分後で、23分後の段階で
マクタン空港へ引き返せば、事故は起こらなかった可能性があった」と指摘した。
 
　また、操縦士は片側エンジン停止の緊急事態を想定した訓練を十分受けておらず、
緊急着陸を試みたマスバテ空港への進入時、正規の経路から外れ、さらに揚力を高める
フラップと車輪を出すタイミングを誤った。この結果、機体は無理な旋回と
推力不足により失速し、同空港から約１キロ離れた海上に墜落した。
 
　機体の整備不良では、事故９カ月前の２０１１年11月、
右エンジンのプロペラを交換した際、部品の取り付けに問題があり、
点火不良と燃料供給系統の故障を誘発させたことが確認された。事故前、右エンジンが
かかりにくい状態だったが、整備をせずに運用を続けていた。
 
　ＣＡＡＰ発行の耐飛行性証明書によると、プロペラ交換から２カ月後の12年１月、
機体の安全性を調べる試験飛行が行われたはずだった。 しかし、事故調査の結果、
①試験飛行が行われたことを示す飛行記録は存在しない
②航空会社の別の操縦士が、架空の試験飛行記録に署名
③「試験飛行」で事故機の安全性を確認したＣＡＡＰの審査官が、
自身の審査結果を承認︱︱などが確認された。耐飛行性証明書の発行では、
審査官の上司に当たる人物の承認が必要だが、
事故機の証明書は審査官自身が承認の署名をしていた。
 
　審査官が証明書を不正発給したとみられることから、ＣＡＡＰは今後、
内部調査で審査官らの責任を追及するとともに、
他の航空会社を対象にした証明書の不正発給がないかどうかの確認作業も進める。
 
　ロブレド前長官ら４人を乗せた事故機は８月18日午後３時７分、
マクタン空港を離陸し、ルソン地方南カマリネス州ナガ市へ向かった。
離陸から23分後の同３時半、右エンジンが不調となり、同４時25分、
マスバテ空港沖に墜落した。前長官と操縦士ら３人が死亡し、
アキノ大統領と近い関係にあった前長官の葬儀は国葬となった。（酒井善彦）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　          [ 2012年11月14日のマニラ新聞 ]

 
　本日の日記

 
　2012年11月14日（水）　大阪予想天候　晴れのち雨　17℃/10℃

 

 私は大阪に来る度に、千日前方面に出向くのだが、南も北も何もかも分からない、

難波駅駅で降りても、心斎橋駅で降りても、偶然足が向いてしまうのです。

地図も持ち歩かず、ただ気のままに歩くのですが、【笑】

　私は何となく、水掛不動尊が、好きなのでしょうか、此処にくると鼻にかかった、

藤島桓夫の唄と、月の法善寺横町の、台詞が聞こえてくるのです。【笑】

　時間も昼飯時、何か美味しい廻り寿司を、食べようと廻りを、見渡しますが、

見当たりません。いい加減なフィリピンタイムに、慣れ親しんだ妻は、食事時間は、

厳格何です。死んじゃう死んじゃうと、云われる前に、食事をさせますが、

生意気に、グルグルは嫌だと、云うのですよ、【笑】仕方なく水掛け不動前の、

料亭のサービスメニュウの、看板が、私は寿司会席と、妻はてんぷら会席、【笑】

美味しい！動かない寿司は、美味しいですね、私はついでに、ビールを吞みますが、、

泡が決め細やか、喉越しがサンミゲールの、雑穀ビールと違い、引っかからない、

美味しいですね、次回大阪に来た時は、また此の店で食事しようと、心に誓いました。

大阪千日前 水掛不動尊 法善寺　　法善寺横町

月の法善寺横町（藤島 桓夫）

 

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